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『glass flower』
綺麗に咲いたって
照らされないと輝けなくて
色を失くすよ
「・・なるほどね〜」
過去に言われたことがあった、私はまるでグラスフラワーみたいだと。
その意味が今わかって、
(私がここに来るのは決まってたのかな)
怖さすら感じる。
「Aちゃん！ピアノも弾けるの？！」
ふと私の思考を遮るように海くんの声が現場に響いた。
何回見ても犬っぽい。
「少し習ってただけ」
「でもすごかった！」
「ありがとう、じゃ、私は戻る」
え？！って驚く海くんを置いてスタジオを出れば冷たい空気が肌に触れてくしゃみが出る。
(・・・さすがに、寒い)
「おーい！A」
「岸くんなにしてんの」
「風邪引いてんだろ、これ貸す」
そう言われて頭に雑に押し付けられたのは恐らく、岸くんが着てきたであろう、大きなカーディガン。
あったかい。
「いいから着とけって、な？」
「わかった、ありがとう」
「あ、あと、それ・・めっちゃかわいい」
そういいつつ照れる岸くんが1番可愛い気がする。
岸くんにもう一度、お礼をして私は楽屋に向かった。
(・・・なんかお兄ちゃんみたい)
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m(プロフ) - kaxx23skさん» ありがとうございます！がんばりますね！ (2019年1月2日 23時) (
レス) id: cd474f0c12 (このIDを非表示/違反報告)
kaxx23sk(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m | 作成日時：2018年12月25日 0時
