107 じっこう ページ7
「あれ、まふ、マツリさんなにしてんの？」
「あ、そらるさん。ちょっとセトリについて相談してて。丁度終わったところですよ」
「へぇ、そうなんだ。お疲れ様」
よし、かかった。
あとはほかのメンバーが集まるのを待とう。
「そうだ、そらるさん。
このゲーム、知ってます？今度まふさん達とやりたいなぁと思って。」
「あぁ、知ってるよ。配信映えしそうなゲームだよね、これ」
「あれ、そらるさんにまふにマツリさん！なんの話ししとんのー？」
「あ、坂田さん。ゲームの話してたんです。」
「あ！これ俺も知っとる！これさぁ――」
*
――――そんな具合で、ほぼ全員が楽屋に集まった。XYZ組はリハしてるみたいだけど。
まあ、そのうち来るだろう。さて、作戦開始だ。
とりあえずスタッフさんに連絡して……。
山本さん了解致しました、しばらくしたらカメラマンさんなども来ると思うのでよろしくお願いします
よし、返信も来たし、大丈夫だろう。
「あれ、
「イベンターさんがそろそろ撮影した方が良いだろうって。普段通りにしてもらって大丈夫ですよ」
「あぁ、わかりました。ありがとうございます」
そんなふうにして、しばらくするとほぼ全グループ分のカメラマンさんが来た。
……もうそろそろかなぁ。
*
視界の端に、少しきょろきょろして、困った様子の、若いカメラマンさん。
……来た。
もし仕掛け人がこの人なら、この後、誰かに話しかけるはず。
「……あの、センラさん、お話中すみません。
まふまふさんとマツリさん、どこかで見かけませんでした？自分の担当なんですけど、見当たらなくて」
ビンゴ。
「まふくんとマツリさんですか？
そこに居てはりますよ？」
「え？」
こちらを指してそう言うが、スタッフさんは依然困った様子。
「えー……と？」
「はは、マツリさんもまふも影薄いでってことちゃうんー？ははは！」
坂田さんがセンラさんに少し意地悪そうな表情でそう言う。
「えーっと……すみません、どちらに？」
「え？」
段々とそのスタッフさんに視線が集まっていく。
まふさんと私は、不思議に思っているような表情を浮かべる。もちろん演技だが。
すると、坂田さんは別のスタッフさんに
「え、まふもマツリさんもそこに居ますよ？ね？」
と聞く……が。
「え？
いえ、あの御二方はさっきからずっと居ませんよ……？」
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ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2022年5月25日 17時) (
レス) @page13 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - お疲れ様でした、これからもどこかで生きていてくださいると嬉しいです。またいつか会えたらいいな… (2020年10月3日 0時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
Silvermoon(プロフ) - ん？ここで終わるの？何か唐突に終わったんですね（＞＜。）。。更新停止にしておいて続きを更新した方が良かったのに… (2020年8月4日 9時) (携帯から) (レス) id: 5e24cae7de (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - Silvermoonさん» ありがとうございますとっても励みになりますすごく元気が出ましたありがとうございます！！！！ (2020年7月23日 23時) (レス) id: 50565df300 (このIDを非表示/違反報告)
Silvermoon(プロフ) - 続編お疲れ様です。読んでて楽しいです(*^_^*)更新は大変でしょうけど、楽しみに待ってますね。 (2020年7月20日 10時) (携帯から) (レス) id: 5e24cae7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ | 作成日時：2020年7月20日 1時
