お誘い ページ28
Side:古池
とある日のこと。
「なあなあ、古池さん、今日なんか予定ある？仕事終わったあと。」
「ないですけど、どうしました？
残業のお誘いですか？」
「ちゃうわ 後輩に仕事押し付けるようなことしいひんから！
今日さ、一緒にカラオケ行きたいなあ思うて」
「はあ…別にいいですけど…
ちなみになんで私なんですか？？」
「いやだって憧れの人やで…？？生歌聞きたいなあと思って
金は払う！！
チケット代は5600円でええか！！」
「そんな大層なものじゃあないですよ、奢ってもらいますけど」
「やった！あ、友達も呼んでええ？
密室に男女2人っきりはまずいやろ」
「いいですよ ちなみに補足すると空手黒帯ですよ」
「知ってるわ、何年マツラーやってると思ってんねん」
…ということで、折原さん(＋友達)とカラオケに行く約束をした
先に着いていたようで、Cの部屋の扉を開けると
「あ、折原さん来た、部屋迷わんかった？
いやあ、ここ構造けっこう複雑やからなあ。」
「うぉ、誰や、これもしかしてセンラが言ってた後輩ちゃん？」
「うぃーす、センラの友達です」
「あ、ども。君がもしかしてセンコちゃん？
美人さんやねえ」
…
驚いて扉を閉めてしまった。
中から爆笑している声が聞こえる。
「もう、折原さんどうしたん？
はよ来てーや。」
「えっ、ちょっと待ってください、え。
先輩の友達じゃないんです？」
「は？いや友達やろ」
「うーんそうじゃなくて。
彼ら、浦島坂田船のメンバーですよね？？？」
「ああ、そやね。」
「そやね じゃないですよ！！
わたし昔志麻リスだったんですよ！！！
元推しとはいえ緊張しますし…！
あとすごく豪華じゃないですか！
いくら払えばいいんです？！？！」
「落ち着けや！友達は友達やろ、な。
ほら入って入って」
窘められながら部屋に引きずり込まれる。
「…ど、どうも。」
とりあえず誰とも目を合わせないように会釈して、折原先輩の隣に座る。
「えー！なんでや！話聞こえたで！昔俺のリスナーだったんやろ！俺の隣来てーや！」
「いやほんとすみません無理です心臓が持たないです。ただでさえ彫刻みたいな美しいお顔してるのに無理です」
「あっはっは！！！おもろい子来たなー！
俺は坂田！って言ってもまあ多分知ってるだろうけど！」
「俺はうらた。
…ていうかリスナーだったんでしょ？
センラ、なんでこの人入れたの。」
目が鋭いですよ、うらたさん
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しゃけ(プロフ) - 蒼架さん» 指摘ありがたいです わざわざすみませんありがとうございます！！！！ (2019年12月12日 23時) (
レス) id: 50565df300 (このIDを非表示/違反報告)
蒼架(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく読ませていただいています。ひきフェスのテーマ曲のタイトルですが、「the end of the world」であれば、『ジ エンド オブ ザ ワールド』と読むのが文法上は正しいと思います。あえてだったらすみません。これからも応援してます！ (2019年12月12日 4時) (レス) id: 80670cdf38 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 呉羽さん» 本当だ…直させていただきました…指摘ありがたいです、助かります…！！ (2019年12月11日 15時) (レス) id: 50565df300 (このIDを非表示/違反報告)
呉羽 - 初コメ失礼します。とても面白かったので、これからも読ませていただきます！これからも頑張ってください！あと、起床の所のsideってセンラさんではないですか？間違っていたらすみません。 (2019年12月10日 22時) (レス) id: 21fd4d7780 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - みおんさん» 本当だ…！！指摘ありがたいです、ありがとうございます！！直させていただきました！ (2019年12月9日 0時) (レス) id: 50565df300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2019年11月19日 15時
