神鳥とラグナロク

三羽 ページ4

『はあ、はあ………』

もう、ついてきてないよ、ね…………？

アポロン「見つけたよ！」

あああああ！！

今日に限ってしつけーよ！

力尽きそうな身体に鞭打って飛ぶ。

だが奴はぴったりとついてくる。

ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！

もうしょうがない！！

巻き込んだらごめん、ヒルデ！

限界ギリギリまで高度を上げ、ラグナロクの会場へ行く！

トップスピードで！

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
つ、ついた………………

とりあえず、ヒルデ達の前に着地する。

『はあ、はあ、かはっ………』

ブリュンヒルデ「兄様！」

が、疲労のせいでうまく立てずに倒れてしまった。

って、ヒルデ、昔の呼び方に………

ブリュンヒルデ「順番を変更します！兄様を休ませて！」

あのクソ太陽神………

次会ったら………シメる………

………………………………………………………………………………………………………………………

………はっ！

あのクソ太陽神は！？

ゲル「あっ、兄様が気付いたッス！」

歓声が聞こえる…………

まさかっ！？

『ねえ、今ラグナロクは！？』

ゲル「えっ！？今は、呂布さんとトールさまが戦ってるッス！」

やっぱ先鋒はトール様か………！！

『ありがとっ！！』

ゲル「あっ、」

聞くが速いか翼を広げて飛び立った。

会場についたときには、もう勝負はついていた。

『ラグナロク第一回戦勝者は、トール様か…………』

彼らが戦ったところに飛び降りる。

『呂布、満足した？』

突然のことに驚いている観客がいる気がするが、無視して呂布の欠片に話しかけた。

「ああ、楽しかったぞ＿＿」

どこからかそう聞こえたような気がした。

『展開 乱風』

彼らの欠片を僕の風で運ぶ。

それが、僕の役目のような気がした。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

すみません、一回戦をあっさり終わらせてしまいました！

アポロンとの鬼ごっこが予想以上に長引きました！

二回戦からはもっとしっかり書くつもりなので許してください！( ﾉ;_ _)ﾉ

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