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グク｢(あ、忘れてた…。有名人だから、
バレちゃいけないんだった…。
つい普通の感覚で話しちゃったから、
後で怒られる…。(汗) 着いたら、謝ろう。)｣
そうして数十分後、遊園地に着いた。
チャンミン｢ふぅ、やっと着いた。｣
遊園地の中に入って、受付に向かった。
すると、先程までつけてた帽子とマスクとサングラスを
カバンにしまった。
グク｢え？あ、バレるんじゃ…。｣
チャンミン｢ここなら大丈夫だよ♪行くよ！｣
グク｢あ、う、うん！｣
それから受付をすませて、
色んなアトラクションに乗った。
時間はお昼になり、休憩する事にした。
チャンミン｢楽しいね♪｣
グク｢だね♪｣
お互い好きなクレープを食べていた。
グク｢(でも…、お客さん少ない気がする。
あと、遊園地広い割には静かだな。)｣
何個か疑問に思っていた。
チャンミン｢グク？どうした？そんな顔して。｣
グク｢あ、何か…周りが静かだなって。苦笑
ちょっと気になってて。｣
チャンミン｢実は…、これが秘策なんだ♪｣
グク｢秘策…。え？ど、どういう事…？｣
チャンミン｢まず、お客さんが少ないのは、
僕のバックで踊っているダンサー達なの♪｣
グク｢え…！？｣
おどろいた表情で、思わず大きな声を上げてしまった。
チャンミン｢声大きいよ。笑｣
グク｢あ、ごめん…。つい。(汗)｣
チャンミン｢それから、受付の人などが、
僕のこの姿を見て驚かないのは、
事前に伝えて、1日だけ借りてもらってるんだ♪｣
グク｢ということは…、貸し切り状態って事？｣
チャンミン｢そう、そんな感じ♪｣
グク｢え、じゃあ遊園地に
間違って入ろうとしてくる人は…。｣
チャンミン｢それは、管理者さんがうまくやってるよ♪｣
グク｢そうか…、なるほど。
あ、ユンホ兄さんはこの事知ってるの？｣
チャンミン｢ううん、伝えてないから知らないよ。｣
グク｢そうなんだ。なるほど…。｣
チャンミン｢ユンホ兄さんも来てほしかった？｣
グク｢ううん、知ってるのかなって聞いてみただけ。｣
チャンミン｢そっか、分かった。｣
少しの間、沈黙が流れた。
グク｢あの、チャンミン。｣
チャンミン｢ん？｣
グク｢遊園地に向かってる途中で、
名前出しちゃって…ごめんなさい。(汗)｣
チャンミンに向かって、深くお辞儀した。
チャンミン｢…全くもう。｣
少しいらついた口調で言った。
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作者名：りな | 作成日時：2019年11月16日 1時
