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ユンホSide
チャンミン｢遅いんだよ。今更。もう帰るから。
じゃあな。｣
すぐに背中を向けて歩いて帰った。
｢(…何てこと…してしまったんだろう…。)｣
徐々に小雨から、大雨に変わっていった。
｢(僕は…チャンミンを…チャンミンを……
裏切ってしまった………。)｣
すると、ポロポロ涙が溢れて崩れ落ちた。
｢…チャンミン……！｣
空に響くぐらい大きな声で叫んだ。
雨に濡れながらも、そのまま泣き続けた。
ジェジュン｢(それにしても、ユンホ遅いな…。
大雨だから…風邪でも引いたらまずいな。)
あの、ごめん。続きの授業の内容書いておいてくれる？｣
中々講義室に戻ってこないユンホを心配して、
隣にいた生徒に声をかけて頼んだ後、
ユンホがいる所へ向かった。
ジェジュン｢(確か…外にいるはずだ。)｣
まさに予測してた通り、
大雨の中泣き崩れているユンホを見つけた。
ジェジュン｢あぁヤバイヤバイ。早く連れ戻さないと！｣
急いで傘して、ユンホがいる所へ走った。
ジェジュン｢ユンホ！早く中に入るぞ！ほら、立て！｣
ユンホをこれ以上濡れないように傘の中に入りながら、
腕を掴んで立たそうとするが、全く変わらなかった。
｢…ねぇ…、ジェジュン…。｣
ジェジュン｢…え？｣
｢…僕ね…、チャンミンを…裏切ってしまったんだ…。｣
ジェジュン｢え？そんな事より、早く中に入るぞ！｣
大雨の音でかすれた声がかき消されて
上手く聞こえなかったので、
強引に玄関まで連れ戻した。
ジェジュン｢変わりの服着ないと、風邪引くぞ。
持ってるのか？｣
｢…。｣
放心状態で、言葉が入ってこなかった。
ジェジュン｢ユンホ？｣
｢…たい…。｣
ジェジュン｢ん？｣
｢…消えたい…。涙｣
うずくまって、また泣き出した。
ジェジュン｢ユンホ…、そんな事言うなよ。
俺がいるじゃないか、な？｣
保健室の先生｢あら？どうしたの？｣
たまたま通りかかった保健室の先生が、
かけよってきた。
ジェジュン｢あ、先生、ユンホを面倒見てくれませんか？
俺、授業に戻らないといけなくて…。｣
保健室の先生｢ええ、分かったわ。
まぁ…、服がびしょ濡れじゃないの。｣
ジェジュン｢ありがとうございます…！助かります！
授業終わったら、来ますね！それでは。｣
その後ジェジュンは、軽く一礼して、講義室へ戻った。
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りな(プロフ) - 雪華さん» コメントして下さり、ありがとうございます。私の知ってるアニメは、｢四月は君の嘘｣、｢絶叫学級｣などです。 (2019年11月8日 17時) (
レス) id: 75fbcd10c1 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年11月8日 12時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな | 作成日時：2019年10月8日 2時
