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ユンホSide
ジェジュン｢ん…？眠いからもう少し…。｣
一度起きたが、寝ぼけてまた眠り始めた。
｢寝てる場合じゃないよ！
トラがお腹空かせて待ってるんじゃないの？｣
ジェジュン｢…トラ…。ハッ！やっべ、忘れてた！｣
ようやく起き上がって、慌てた。
｢ほら、キム君の分もしておいたから。｣
すぐにジェジュンの荷物を渡した。
ジェジュン｢さんきゅ！助かった。｣
｢急ぐよ！｣
そうして、お互い大学の門まで急いで走った。
｢ハァ…ハァ…、間に合った…。｣
ジェジュン｢…ハァ…、ありがとな。｣
｢…え？｣
息切れが続いて、
気持ちを落ち着かせるために必死だった。
ジェジュン｢…あの、起こしてくれて。｣
ジェジュンも同様だった。
｢…あぁ、あれね。全くもう…、
チャイム鳴っても全然起きる気配なかったから。｣
ジェジュン｢え？チャイム鳴ってたの？｣
徐々に、息が落ち着いてきた。
｢鳴ってたよ。｣
ジェジュン｢そうなのか。全然分からなかった。｣
｢あ、トラ待ってるだろうから、行った方がいいよ。｣
ジェジュン｢お、おう！じゃ！｣
そう言って、ジェジュンは家まで走って帰った。
｢(キム君…、何度もあなたを嫌いになろうと思っても
やっぱり好きなんだ。嫌いになれないの…。
例えあなたが、誰かを好きでいても…
誰かと付き合っても…、
自分が心折れるまであなたを好きでいさせて…。)｣
そう思いながら、走って帰るジェジュンを見送りつつ、
切なく思った。一方ジェジュンは、無事に家に着き、
トラにエサを与えていた。
ジェジュン｢(…あいつ、好きな人、いたんだな。)｣
実は保健室の時、途中から目が覚めて起きていたのだ。
回想
ジェジュン｢(ん…。)｣
｢…何かね、いつからだろう…。勉強してる時とか、
授業受けてる時とか…つい考えてしまうの。｣
ジェジュン｢(この声は…、あいつだな。)｣
寝てる姿勢はそのままにして、聞いていたのだ。
チャンミン｢どんな事を…？｣
それから、
チャンミンが保健室から出るまで聞いていた。
回想終わり
ジェジュン｢…叶わない、恋じゃなきゃいいな…。｣
気づけば、一筋の涙を流していた。
ニャー？
その間に、トラはご飯をすませて、
不思議そうにジェジュンを見つめていた。
ジェジュン｢あ、ご飯終わった？よしよし…。｣
トラの頭を撫でて、涙をぬぐった。
ニャー♪
ジェジュン｢ふふ。｣
そうして、1日を終えた。
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りな(プロフ) - 雪華さん» コメントして下さり、ありがとうございます。私の知ってるアニメは、｢四月は君の嘘｣、｢絶叫学級｣などです。 (2019年11月8日 17時) (
レス) id: 75fbcd10c1 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年11月8日 12時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな | 作成日時：2019年10月8日 2時
