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ジェジュンSide
｢(…よし。)｣
心の中でガッツポーズした。
同じくジェジュンもユンホの連絡先を知りたくて、
声を掛けたかったのだが、中々勇気が持てずにいた。
内心、とても嬉しかった。
｢おい、お前。｣
そう言いながら、スマホをポケットにしまった。
ユンホ｢ん？どうしたの？｣
｢帰り…、テスト勉強の対策教えてくれ。
今日は早く終わるから。｣
ユンホ｢(あ、そうか…。テストが終わるまでは、
授業早く終わるんだった。)うん！いいよ♪｣
｢さんきゅうな。｣
冷静な顔でお礼を言った。
ユンホ｢いえいえ♪じゃ、帰り待ってるね。｣
｢おう。｣
そうして、ユンホはチャンミンがいる所へ戻った。
｢(正直…何教科か苦手なんだよな。
他の生徒達が言ってた事が本当なら…。)｣
回想
｢やべぇな…、このままじゃ留年になりかねない…。｣
そう呟いて講義室に向かっていたら、
他の生徒達が歩きながら話していた。
男性1｢一回さ、チョンって人に苦手な教科を
面倒見てもらった事があるんだよ。｣
男性2｢お、そうなんだ。｣
男性1｢そしたら、
スラスラ解けるようになったんだぜ！｣
男性2｢マジか！さすが成績優秀だな。｣
そう言いながら、俺とすれ違った。
男性1｢教え方上手で、分かりやすかった。｣
男性2｢いいな、僕も教えてもらおうかな。｣
｢(チョン…？チョンって…チョン･ユンホの事か？
教えてもらおうかな…。)｣
回想終わり
｢(ふぅ…、頑張ろう。)｣
そう心の中で決意して、1日の授業を終えた。
｢…え、雨降ってる？｣
大学の玄関から外を見たら、雨が降っていた。
｢マジかよ…、傘…持ってきてねぇ。｣
そう思っていたら、遠くからユンホがやってきた。
ユンホ｢おまたせ！｣
｢おう。じゃ、行くぞ。｣
ユンホ｢うん！｣
ユンホは傘を持って開いた後、玄関から出た。
｢(濡れるけど、…まあいいか。)｣
そして、そのまま歩いた。
ユンホ｢あれ？キム君、傘は？｣
｢忘れた。まあすぐ着くから。｣
ユンホ｢服濡れちゃうよ？ほら、中入りな？｣
俺に手招きして誘った。
｢いい。大丈夫だ。｣
ユンホ｢もう、風邪ひくから中に入りなさいってば。｣
俺の腕をつかんで、中に入らせた。
ユンホ｢タオル貸すから、これで拭いた方がいいよ。｣
少々濡れてることに気づいたユンホは、
片手で傘を持ちながら、俺にタオルを渡した。
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りな(プロフ) - 雪華さん» コメントして下さり、ありがとうございます。私の知ってるアニメは、｢四月は君の嘘｣、｢絶叫学級｣などです。 (2019年11月8日 17時) (
レス) id: 75fbcd10c1 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年11月8日 12時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな | 作成日時：2019年10月8日 2時
