【ツイステ】アジーム家『元』長男がみんなのメンタルケアしていく話

初めての出会いー初めてのときめきー可愛い幼なじみできたあー！初めてのシルバ〇アファミリー♪← ページ2

俺が初めてカリムの兄、Aに会ったのは俺が13歳くらいの頃だった。

Aは9歳の時に1人の従者と共にアジーム家と縁を切って商売を始めたらしいが6歳の頃から商業の勉強をするのにひきこもっていたため俺も存在を知らなかったらしい。

俺は旦那様に呼ばれて旦那様の部屋に行くと何となくカリムに雰囲気が似ている男が居た。

旦那様に俺の息子だと言われ瞬時にカリムが言っていたカリムの兄とやらを思い浮かべたが勘当されたと思い込んでいた俺は何故いるのか不思議だった。

しかし、よく話を聞いてみると縁は確かに切ったがそれはカリムの兄から申し出たことで勘当という訳ではなかったらしい。

その日は家族として会いに来たわけではなく商売の話で来ていたらしく旦那様は俺をカリムの兄に紹介するために呼ばれたらしい。

旦那様に促され自己紹介をする。


｢ジャミル・バイパーです。よろしくお願いします。A様｣


｢バイパー…それじゃあ君がカリムの従者かな？ああ、敬称は要らないよ。俺はもうアルアジームでは無いしなんならアルアジーム様の長男に使えている君の方が身分が高いくらいだ。｣


少し話してみると物腰が柔らかくああ、こういう人が好かれるんだなとすとんっと心に落ちた気がした。

旦那様に商売の話をするからもう戻っていいと言われて戻ろうとするとA様…Aに後で少し話がしたいから部屋に行っていいか聞かれたので二つ返事で了承した。

部屋を出てからまだ仲良くなったわけでもないあの人と離れるのが少し寂しいような気がしたが出会ったばっかでそんな感情が湧くわけないと自分に言い聞かせて俺はカリムの元へと戻った。




￣￣￣￣￣￣￣￣
A

久しぶりに父親に会って色々とお話した。
バイパーという苗字を聞いて何かを察した。



ジャミル・既に少し病み始めちゃってる・バイパー

何となくカリムに雰囲気が似てるのに嫌な感じが全くしなかった。不思議。
あの人と離れるのが寂しい？気のせいか！！

カリム兄によるジャミル・バイパーくんのSAN値チェックのお時間だよ！！→←設定

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