bjさんにも兄がいた2

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部屋でゴロゴロしていると携帯が鳴りメールがきた
また真一郎からかと思い携帯を開くと柚葉からだった
アドレスを交換したがメールのやり取りをしていなかったので珍しいなと思いメールを開くとそこには「助けて」と書いてあったので急いで柚葉に電話した

『おい！何かあったのか！？』

柚「急いで私の家に来て！！」

『わかった！怪我とかはないか！？』

柚「八戒が！」

俺は急いでバイクに跨り柚葉の家に行きバイクから降りると家から柚葉が出てきた

『柚葉！八戒は大丈夫なのか！？』

そう聞くと柚葉に腕を掴まれ家の中に引っ張られ部屋の前に連れてこられたので開けるとそこには苦しそうに咳をして寝込んでいる八戒がいた

『？？』

柚「Aお兄さん！八戒が死んじゃうかも知んない！！」

『お、落ち着け』

俺の服を掴んで揺さぶってくる柚葉を止めて八戒に近付いておでこに手を当てると熱かった

『これは完全に風邪だな』

柚「…風邪？」

病院に連れて行こうにも保険証が無いため連れて行けないしお父さんに連絡しても返事が返ってこないみたいなのでとりあえず家で出来ることをした

『38度か結構高いな』

柚「八戒死なない？」

『心配すんな死なねーよ』

柚「良かったぁ」

八「A兄ちゃん？」

『目覚めたか？』

八「ｺﾞﾎｯ…うん…」

『少し起き上がれるか？』

汗もいっぱいかいてることなので濡れたタオルで体を拭いてやり新しい服に着替えさせおでこにタオルをのせてやると気持ち良かったのか目を瞑って眠ってしまった

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