bjさんにも兄がいた

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真｢A！いちご飴売ってるぞ！｣

『ちょっと買ってくる！』

武｢よくそんな甘いもん食えんな｣

若｢武臣おっさんくせぇ｣

武｢誰がおっさんだ！｣

慶｢射的とかもあるみたいだな｣

『勝負しようぜ』

勝負の内容は簡単だ
落とす景品を指定してその景品を落とせたヤツが勝ちで負けたヤツらは今から回る夜店の食べ物やらを奢るというものだ

真｢じゃあ、あそこの射的にしようぜ｣

武｢絶対に負けねぇからな｣

射的屋まで行くと見知った顔が見えた

『八戒か？』

近くまで行くとそこには柴家が集まっていたので声をかけるが無反応だった

真｢Aの知り合いか？｣

『そうなんだけどなんか固まっちまった』

若｢Aの色気にやられたんだろ｣

大寿の顔の前で手をブンブン降るとようやく意識が戻ったのか後ずさった

大｢何だその格好｣

『かっこいいだろ？浴衣着付けて貰ったんだよ』

大｢…似合ってる｣

『お前…可愛いな！！』

ツンツンしてた大寿が急にデレてきたので可愛くて頭を撫で回していると他の2人も意識が戻ったらしく飛び付いてきた

柚｢Aお兄さんかっこいい！｣

八｢モデルみたい！｣

『ありがとな』

2人の頭も撫でていると真一郎たちが射的のお金を払ってくれたみたいなので銃を受け取る

慶｢景品どれ落とすんだ？｣

悩んでいると八戒が浴衣の袖を引っ張ってきたのでどうしたのか聞くとどうやら八戒たちもこの射的をしていたらしい

八｢柚葉に景品の指輪取ろうとしたんだけど取れなかったからAお兄ちゃんカタキとって！｣

柚｢ちょっ！私は別に…｣

『子供が遠慮すんなって！じゃあ景品は指輪にすんぞ！』

景品を指輪にしたが的が小さすぎて中々当たらない
男5人が真剣に射的しているのを見て俺たちの周りには人だかりが出来ていた

武｢思ったより難しいな｣

真｢全然当たんねぇ！｣

若｢これで当てたら後ろで見てる女の子たちに声掛けられるかもよ｣

真｢俺が先に当てる！｣

『真一郎単純すぎだろ』

慶｢全くだな｣

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