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にぃ ページ4





「つけられてる。尾行の仕方からしてマフィアだと思うけど。」





















「何でマフィアだって判るんだよ。」


「前につけられたことがあるんだよねぇ。」唯の構成員だったけど、と当時の事を思い出して。
「まぁ、その時は全身の血液を全部抜いて綺麗に殺してあげたよ。
ちゃーんと、マフィアに送り返してあげてね。」
白雪はにこにこし乍話す。
相変わらずだな、三輪は苦笑する。

「それより三輪!早くご飯作って!」脚をばたつかせる。
「今遣ってるよ。それより手伝え!」
お玉を持った儘くわっと怒鳴る。
咖哩を作っているのだろうか。そろそろ出来るよと白雪に教え、それを聞いた白雪はわーい!と子供の様に叫ぶ。
「お前には大人としてのプライドは無いのかよ。」
「そう云う三輪は歳上としてのプライド無いよね。」ふふ、と笑う。「年下の私と一緒に居るんだもん。」
「、ほっとけ。」






















ーーーー

「おっ、旨いじゃん!さっすが!」

私料理出来ないからねぇ〜、と笑い、何時しか遣った大失敗を思い出し、思わず苦笑いして。
「 いい加減咖哩位作れるようになれよ。切った野菜と水とルー鍋に入れるだけだろ 」
「わたしこどもだからできないの!!みわのきちく!!」
「 チッ22歳児は黙れ 」

此でも大人なのだ。
子供でも化け物でもない、一人の女性だ。(身長は決して気にしてはならない)


































***

「みーんな!あそんでくれてありがと!





__でも雑魚だからなぁ、w

そんな少人数で勝てると思った?軍隊でも作ってから来るべきだったね。」

情報収集は流石だったけど、と笑って。
その笑顔に、声をあげる事も 怯える事もしない。

出来ないのだ。
地面に転がる数十人のヒト達は息をしていない。ナイフや拳銃、色々なもので抵抗したのだろう。
__でも、



如何足掻いても白雪には勝てない。


「__誰?





マフィアだよね。早く出てきて。話なら聞いたげる。」
真顔で呼び掛ける。
靴音が響き、外套を着た一人の男が出てくる。
男はにィ、と笑う。



「、よォ、こんばんわ。」








.

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作者名:Utsuro x他1人 | 作成日時:2017年11月10日 1時

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