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まふまふside
今日はそらるさんと新しいアルバムの相談を、お昼ご飯を食べつつしていた
意外とデザートやコーヒーの美味しい店で女子会のようにダラダラと居座ってしまった
『そのまま晩御飯も食べて帰りたかったのだが、そらるさんに急な予定が入ってしまいとぼとぼと一人帰宅中なのである。って誰に説明してんのさ・・・』
晩御飯の件は残念だったが、有意義な話も出来たからか上機嫌で家へと一人向かっていたら、女性がうずくまっていて柄にもなく声をかけていた
「あの、大丈夫ですか?」
『うわーー、なに話しかけてんの?!コミュ障の癖に!!』
内心焦りつつも女性の綺麗な顔立ちに見とれていた
「え、あ・・・」
『ほらー、困ってるじゃん!!』
とセルフツッコミを入れつつも女性の顔色の悪さに気づいた
『そーだ、さっき水買ったんだ!』
「あの・・・はい、これさっき買ったばかりだし…飲めば幾らか楽になるかと・・・」
カバンを漁ってさっき買ったペットボトルの水を差出した
「あ、ありがとう、ございます・・・」
喉が渇いていたのか女性は、グッと煽るように飲み落ち着いたようだ
「その・・・救急車呼びますか?それともタクシーとか・・・?」
一応通常の病院の空いている時間ではないので尋ねてみたら
「いえ、もうすぐで家なので大丈夫です」
無理にだろうか微笑んで答えてくれた
立ち上がろうとすると立ちくらみがしたのか僕の方に倒れてきた
「わゎ!やっぱり救急車!」
女性に抱きつかれている事に慌ててしまい、声が上ずってしまい、恥ずかしい・・・
「っ!!」
女性の息をのむのが聞こえ、本格的に僕って他の人から見たら痴漢みたいでマズイと思っていたら
「っあ・・・」
女性は意識を手放し僕に完全に体を預けてしまった・・・
「え?・・・え?!ちょっ!えぇっ!!大丈夫ですか!?」
肩を掴んで揺すってみたが彼女の目が開くことはなかった
『放置するわけにもいかないし・・・連れて帰る?・・・・・・誘拐とか言われないよね?親切心だもん、ね?』
と彼女に心惹かれたことは棚に上げ連れて帰ることにした
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如月(プロフ) - 暖暖さん» コメありがとうございます!相変わらずゆるゆる更新ですが気長に待っててくださいませ(。_。*) (2017年5月28日 8時) (レス) id: 386e3f10ba (このIDを非表示/違反報告)
暖暖 - 少し読んでいて気がついたら全部読んでました!めちゃくちゃ面白かったです!!これからも更新楽しみにしてます!! (2017年5月14日 0時) (レス) id: 05da246508 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - まむもさん» ありがとうございます!ゆるゆる更新ですが、見守っていただけると幸いです。これからも応援よろしくお願いします! (2017年3月1日 23時) (レス) id: 386e3f10ba (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - かなこさん» ありがとうございます!これからも更新頑張りますね! (2017年3月1日 23時) (レス) id: 386e3f10ba (このIDを非表示/違反報告)
まむも(プロフ) - とても面白いです!これからも自分のペースで更新頑張ってください! (2017年3月1日 20時) (レス) id: f3cbf32148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 | 作成日時:2016年11月13日 9時