惚れさせる作戦【茶色の彼】:青 ページ2
Aが曲がってくる廊下の角でAを待っていた。
３…２…１…
脳内で数えた数字が０になった瞬間、廊下の角から飛び出した。
『キャッ！』
em「わぁっ！」
お互いに体がぶつかり合う。 そして、Aの持っていた書類がひらひらと宙を舞った。
お互いにゆっくり立ち上がっては頭を下げあった。
em「大丈夫ですか？」
『うん、ごめんなさい…注意深くしていなかったから』
em「私の方こそすみません」
周りに散らばった書類をかき集めるように拾った。優しさアピールにでもならないだろうか。
『ありがとうございます！拾っていただいて』
em「いえいえ…もしよろしければこのあと一緒にお茶で…kn「よう、Aとえーミール」…」
『あ、コネシマ！どうしたの？』
kn「いや、何しとるんかなって」
『ちょっとぶつっかっただけ』
kn「ほーん…なら俺と訓練いこ？」
『うん！分かった！…あーエーミールさんまた今度ね』
Aとコネシマは私に背を向けて歩いていった。
俺は二人の行く方向と反対にある図書室に足を進めた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
図書室に飛びいるように入れば椅子にお尻を沈めた。そして、さっきのことを思い返した。
０.1秒もずれていない完璧なタイミングでAに話しかけたと言うのに。
お茶だって誘えたのに。
いつもいつも何で彼奴らが邪魔してくるんだ。
しかも、Aは俺に敬語を使うのに、彼奴には敬語なんて使わなかった。
いつ、どこで、俺の知らないところでAは彼奴らと何をしているのか。
憎い憎い憎い憎い憎い
俺がAと結婚して子供もいる未来は分かっているのに。
彼奴らが邪魔だ。
em「ﾁｯ…」
ムカムカとした気持ちを吐き捨てようと舌打ちを１つした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
初めましての方は初めまして青です。初めまして合作しました。あのネムさんとです！そうです！まぁ、R指定されないように頑張ります。ネムさんの作品は面白いので見てください。義務です。
今回はあまり夢主と関わらない話ですが、裏でいろいろ考えている策士型ヤンデレを目指しました。はい。
初めての【水色の彼】:青→←彼女が好きだ。【赤色の彼】:ネム
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青(プロフ) - 花影さん» ありがとうございます！無理せず頑張ります (2020年5月15日 7時) (
レス) id: ba86ab62db (このIDを非表示/違反報告)
花影(プロフ) - 好きな作者様同士の合作はもう…もうですよね！(語彙力) これかも無理せずに更新頑張って下さい。 (2020年5月14日 21時) (レス) id: 7d04039065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネム＆青 x他1人 | 作成日時：2020年5月12日 1時
