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4話−ふゆ− ページ5

いつもどおり起きて





いつもどおり本読んでゲームして





いつもどおりテキトーにご飯食べて





今日はどんな夢かなーって思いながら寝た





…はずだったんだけど、
寝る寸前に記憶がなくなって気づいたら変なところにいた

ベッド行ってすぐ寝れることなんてないからそう思うだけで実はこれも夢なのかもだけど、なんか違う気がする





取り敢えず周りを見回して見るとどうやらおれ以外にも人はいるらしい

そこに見知らぬ女の人が入ってきて説明してくれた
どうやらおれらは"いけにえ"というものらしい。
あとはトランプとごほうびがどーたらこーたら…

うん???
また随分手の込んだ夢だなぁ
けどさすがに、このまま倒れてるのもなんか癪だったので起きてぼーっとしていた





そしたらまた別の女の人が話しかけてきた
内容は隣の子が一緒にいられる人を探している、という感じで

おれは『だいや』『じゃっく』
だったから、もちろんおっけーみたいな事言って
今はおれとこの子の二人になった









しばらく沈黙。

おれここ数年人たるものと話してないから何言えばいいかわかんないんだよなぁ
とりあえず名前言う?



『えーと、おれは綿雲ふゆ。よろしくね?』


「えっ、あ!よろしくお願いし、ます…」


『「···」』



あっ、この子も俺と同じ系統の人間かもしれない…
というかすごい不思議そうな顔してるのが気になるんだけど、



『うーんと、きみの名前は??』


「へっ?」


『何ちゃん?』


「あ、ひっ.....ひめ...まつ.......こすもすです.....。」


『そっか、えーとこれから何したらいいの?』


「えと、わかんない…です」


『だよねー笑、あとそんなに緊張しなくていいよ?』


「あ、はい!ありがとう…ございます!!」



あ、なんだ。ただの癒しか…
まあ、どうせ夢だし何とかなるよね!
テキトーにがんばろー

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作者名:抹茶 x他2人 | 作成日時:2018年9月7日 23時

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