花言葉詩集 (ページ36)

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懐夏風香ページ36

電車
降りた潮の香り

耳に
刺さる蝉時雨

眩い
太陽に身を灼かれ

君の
「おかえり。」なんて

もうそんなの無い

1年ぶりの夏の故郷

「なんで、よ....」「どして、よ....」

君に会えないの.....？

生温い風

夏の風

軌道に沿って吹き抜けて

髪が乱れても気にならない

それほど君にアイたくて

駅のホーム駆け抜けた

夏焦がし

恋焦がし

束の間にお没く(おぼつく)足元が
コンクリ削って
血が滲む
涙落ちそうな目を擦っても

"君には二度と会えないんだ"

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すり削った腕を押さえながら
駅のホームで倒れてる

擦った目から朧げ(おぼろげ)に見えたのは

青海の波のような入道雲

潮の香りに紛れて

ほんの少し
君の風香

吹き抜けた

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どうも。暑いです。(唐突)
長かったようであっという間だった、高校初めての一学期が終わり、ようやく夏休みに突入しました！

中学の終業式の帰りは学校から家の距離が遠かったので、とにかく、足早に帰ってインスタントラーメンを作って食べることが恒例行事でしたw
(給食なかった)ちなみに、氷入れる派です。
他にも、スマブラを一日中妹とやることとか、自販機で売ってるゼリー飲料を毎日のように飲むこととか......、思い返せば色んなことしてたなぁ～と改めて思いました。

そして高一生の夏。
電車通になって、
終業式の後足早に帰える行動にはもう意味はなくなり、
インスタントラーメンを食べることも出来なくなった。

そう考えると、「なんか悲しいな」と思ったので今回はその気持ちを詩にしてみました。

でも、それでも、
どんなに日常の環境が変わっても、
電車を降りた時に、潮の、海の、ちょっと臭いけど嗅ぎ馴れたあの匂いはやっぱり、ちゃんと匂うことになんか嬉しく、前向きな気持ちになりました。

詩中に出てくる
『もう二度と会えない君』は
そんな、
『当たり前にあったものが今ではもう無いもの』
だと認識してもらえると幸いです。

今回は長々と書きすぎてしまいました...。
この気持ちが誰かと共有出来たら嬉しいです(((^-^)))

では、また。