宅配便 ページ3
宅配「すいません、宅配便でーす」
太郎太刀「はい」
宅配「！？(デッカ！？何この人背ぇ高すぎだろ)」
太郎太刀「あの、なにか···？」
宅配「あ、いえ申し訳ありませんこちらになります」
太郎太刀「はい、ありがとうございます」
宅配「では、失礼しましたっ」
太郎太刀「早いですね···」
石切丸「半分くらい分けてもらいたいね」
蛍丸「ほんとだよねー。俺なんてさ、見た目幼子なのに機動遅いんだよ？」
長谷部「おいお前らなに玄関でもたついてるんだ」
蛍丸「げ」
石切丸「長谷部君か···」
長谷部「なんだ、俺の顔に何かついてるのか？」
太郎太刀「···いえ、長谷部殿が悪い訳ではないのです···」
長谷部「···？そうか、ならいいが。ああ、荷物は受け取ってもいいか？」
蛍丸「どうぞー。」
石切丸「じゃあ、お仕事頑張ってね」
長谷部「ああ」
蛍丸「···行ったね」
石切丸「はーー。なんでこうタイミング良く現れるかな」
太郎太刀「長谷部殿は足がとても早いですからね···」
蛍丸「いつぞやの運動会を思い出すね···」
石切丸「ああ、刀種別の借り物競争か···」
蛍丸「あれは俺らにもうちょいハンデくれてもいいのにって思った」
太郎太刀「そもそも大太刀自体少ないですもんね···」
蛍丸「···がんばろー」
石切丸「そうだね···」
御手杵：大太刀勢、珍しく空気が淀んでんなって思ったら恐ろしい話を聞いてしまった感半端ない。とりあえず出ていかなくてよかった。
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作者名：しゃこ | 作成日時：2017年5月21日 20時
