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御前 ページ6
ｹｰﾀ「すごい…
葉っぱも木の幹も、林檎の実全部が金色だ！」
ｼﾞﾊﾞﾆｬﾝ「でも見てる分にはいいニャンけど食べたいとは思わないニャン」
ｳｨｽﾊﾟｰ「でも林檎類が好きな黄泉姫さんに見せたら狂ったように喜ぶでしょうねぇ」
？？「ここに立ち入る慮外者は誰？」
ｳｨｽﾊﾟｰ「なっ！？」
ｹﾞﾝｽｲ「ま、まさかこの声は…！」
ｹｰﾀ「っ…！(近づいて来てる！
足音的に一人！？)」
？？「どこを見ているのです？
女王陛下の御前を見ようなどと…
浅ましいことこの上なし！」
ビュオオオオオオオ
ｹｰﾀ「うわっ！」
ケータ達の背後から発せられていた声の主は一瞬のうちにケータ達の前にものすごい突風と共に現れた。
だがその声と顔のとある一部分はどうしても記憶に残っていた。
ｹｰﾀ(この声…
あの何度も見た透き通った南国の海みたいな眼…
彼女は…！)
ケータは自分達の目の前に凛と佇んだ 長身に紺色の長髪、翡翠色の眼、前髪で隠された左目、頭には色とりどりの冠を被り、黒の軍服とドレスを掛け合わしたような服を纏った人物の招待を推測した。
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作者名：ロンヌ | 作成日時：2018年6月20日 17時
