【妖怪ウォッチ2】竜星群 (ページ5)

今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:1,404 hit

循環ページ5

それからケータ達はティートンの操縦する船に乗せてもらい、モルガン女王と黄泉姫がいる場所まで連れて行かれることになった。

ﾃｨｰﾄﾝ「いや〜貴方達本当に賢い選択をしましたね〜」

ｹｰﾀ「えそうなの？」

ﾃｨｰﾄﾝ「はい。

ほら、両側に光る花粉が飛ぶ花畑が見えますでしょう？」

ｼﾞﾊﾞﾆｬﾝ「すっごく綺麗ニャンね〜

あの中でお昼寝したらサイコーだニャン！」

ﾃｨｰﾄﾝ「あはは

船に乗せといてよかった。」

ｼﾞﾊﾞﾆｬﾝ「ニャッ？

どういうことニャ？」

ﾃｨｰﾄﾝ「あの花畑の中に入ったら幸せな幻覚を見るの。

外から見ていると変に踊り狂っているように見えちゃうから助けにいこうってなる子もいてね…

その子も入っちゃったら幻覚を見ちゃうの」

ｳｨｽﾊﾟｰ「うわっ、無限ループ…」

ﾃｨｰﾄﾝ「幻覚を見るだけじゃ終わらないわよ。

　

幸せな世界だけを見続けて結局、花畑の一部になって終了よ。」

ｼﾞﾊﾞﾆｬﾝ「ヒィィッ！」

ｹｰﾀ「よ、よかった…

船に乗ってなかったら今頃…」

その後の言葉は発さなかった。

だが天国のようなアヴァロン島にも終わりが来るという情報は黄泉の国のようで少し親近感が湧いた。

ｹﾞﾝｽｲ「ところで…

ティートン殿の言っていた九姉妹とはモルガンを長姉とする姉妹のことか？」

ﾃｨｰﾄﾝ「あら、よく知っていますね。

その通り。

私達を束ねるお姉様はモルガン・ル・フェ

彼女は美しく、知識も豊富、極上の歌声を持つアヴァロン島の女王ですわ。」

ｹｰﾀ「ヤミ鏡の言ってた女王ってことは本当だったんだ！」

ﾃｨｰﾄﾝ「フフッ

まだありますわ。

美しいだけでなく武勇にも優れますのよ。

戦う姿はまるで戦女神のように頼もしく、勇ましいのです。」

ｹﾞﾝｽｲ「モルガン…」

ﾃｨｰﾄﾝ「さぁ、モルガン様の御所まで来ましたよ。」

ティートンの話を聞いている内にアヴァロン島内でも特に異質さを放つ金色の林檎が実った木が列を成した地に到着した。

ﾃｨｰﾄﾝ「あの金色の林檎の木々を通り抜けた先にお姉様と皇子様がいらっしゃいますわ。」

ｹｰﾀ「よし……

行こう！」

ｼﾞﾊﾞﾆｬﾝ「ニャー！」

ｳｨｽﾊﾟｰ「えぇ！」

ｹﾞﾝｽｲ「いざ！」