【妖怪ウォッチ2】竜星群 (ページ33)

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解説ページ33

三十三話目にして解説いれます！

モルガンお母さんが語ったマーリンについて

二十七話から二十八話にて語られたマーリンのことを少し細かく説明すると…

マーリンの助言と魔術によりモルガンの父ゴルロイスを殺し、ゴルロイスの姿に自分を変えることによりイグレインはウーサー王と関係を持ってしまった伝説があります。

もちろんこんなこと知ったらモルガンさんはウーサー王もマーリンも許せないです。

母のことは愛しているのに心の腐った男の血を引いた弟に対する愛情と憎悪が入り乱れます。

…これでアーサー王が傲慢、残虐といった性格ならまだモルガンとしては操りやすくて愛せた(?)かもしれませんがアーサー王の心は純粋だったのでモルガンからは弟に対する愛情は殆ど消え去りました。

しかもマーリンはこれだけモルガンに対する悪行ともとれる行動をしておきながら彼女に魔術を教える、という形で恩を売ります。

ですがこれは逆効果になりました。

力をつけたことにより、マーリンが仕えるアーサー王の命を奪う行動を明確にするようになります。

当時、女性は強い諸侯の妻として生きなければ命が無かった時代でモルガンは抵抗をしなかった母のために復讐を遂げました。

モルガンの母が生んだ名誉ある息子アーサーは、魔術の天才である異父姉(あね)に不死性を与える剣の一部を奪われ、最後は戦により命を落とします。

今作のモルガンは「魔術なんて知らなければ関わる機会も復讐する機会も訪れなかった。」という理由でマーリンを嫌っています。

今作のモルガンは普通の妖精として生きたかっただけ。

そのマーリンは美しい妖精に夢中になってしまったせいで命を落としたという伝説があります。

妖術師さんの正体

アーサー王

彼は赤い髪の毛に異父姉達(あねたち)と姪とよく似た色の眼を持つ英雄

モルガンと母を同じくするが彼女とは違い、イギリスを救う「赤い竜」とされるために髪の毛が赤い。

モルガンが娘に託した翼の造形が成された剣はアーサー王が湖の妖精から受け取った聖剣エクスカリバーに似せて作ったもの。

黄泉王の必殺技名、そして剣の名前である「カリブ」はエクスカリバーの別名「カリブルヌス」から取った名前