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七輪 ページ7
青薔薇を一通り観察した後、今度は青いシーリングスタンプで封をされた手紙を手に取った。
ほんのつい最近、手紙によって血塗られた惨劇の舞台に招待されてしまったばかりなので手紙にはいい思い出はないが、ご丁寧にも手紙の裏側に朝雲 Aと私に宛てた手紙であることを記す文字が刻まれていたので、読んでみようと思った。
『！』
手紙の冒頭は青薔薇十字館で行われる薔薇の完成披露会にご参加くださいという内容が書かれていた。
開催日は来週の土曜日
寝床と食事は送り主側が用意してくれるらしい。
これだけ見ればただの招待文なのだが、この招待文の下に続く文章は…
『貴方が見殺しにした命の数はあまりにも多い、貴方が改悛の意を見せない場合、貴方の美しい母君は毒薔薇の棘で永遠の眠りにつくでしょう……？
ふざけんな…！』
どこぞの傀儡師といい薔薇を殺人の道具に使うんじゃないよ…本当
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作者名：ロンヌ | 作成日時：2022年8月25日 16時
