四輪 ページ4
琴音「なんなの…これ…
千咲様の死を話題性になったって……
この人達人の皮を被った悪魔じゃない!」
香澄「信じられない
これが人の言動だなんて…
しかもこの人達生きていたらまた同じことやっていたんじゃ…」
琴音「確かに…
銀嶺かぐやさん以外の誰かが殺人犯の濡れ衣着せられて…」
『ごめん…
気分悪くしたよね…』
琴音「い、いいよ
ちゃんとしたことが知れてよかったよ」
『そっか…
あ!
お腹空いたから何か食べに行かない?』
琴音「じゃあハンバーガー屋さん行こ!
劇場近くにあったはずだよ!」
香澄「いいね!」
暗い話ばかり続けていても仕方がないので友達と美味しいものを食べて気分を変えようと劇場近くのハンバーガー屋に行くことになった。
香澄「あれ?
なんか警察が一杯いる…」
琴音「警察?
食い逃げかなんかが発生したのかな?」
『それにしては警察官の人達が誰かを確保している様子がないしやたら人数が多いような…
食い逃げって大体現行犯で確保するはずなのに…』
「君達 少しいいかな?」
『え?
あ、はい』
私達3人がハンバーガー屋さん近くで突っ立っていると1人の警官から声をかけられた。
琴音ちゃんと香澄ちゃんは少し驚いていたが、変に事件慣れしてしまった私は普通でいられた。
「君達は今どこから来たのかな?」
『私達はついさっきまですぐ近くの劇場で夏の夜の夢っていう公演を見ていましたよ]
「そうか…
それじゃあ映画館からこのハンバーガー屋に入ってくるあの指名手配犯は見ていないか?」
香澄「指名手配犯?」
「高遠 遙一だよ」
『!』
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作者名:ロンヌ | 作成日時:2022年8月25日 16時