四十話 ページ40
金「はぁ〜食った食った〜!!
ごちそうさ〜〜ん」
美雪「もう!はじめちゃんったら……
紫水さんはアレルギーでハンバーグを食べれなかったとはいえ2個のチーズハンバーグを食べて……
私とAちゃんの分のクッキーまで食べるなんてどんな食欲よ……」
『ま、まぁまぁ
金田一君は私が食べ切れなかった分を善意で食べてくれたんだから』
金「そうだぜ美雪〜
食べ物は残すより食べれる奴が食べた方が食材達も浮かばれるってもんだぜ〜」
美雪「確かにそうだけど……」
満腹そうな顔をした金田一君を横目に、先程チーズハンバーグを食べなかった紫陽さんを見ていると、今度はちゃんとクッキーを食べていた。
だけどまだ彼が食べきっていない人の指型クッキー2個を見ると、爪の部位が私達とは違う赤い色をしていた。
ジャムか何かだろうか?
それよりもあのクッキー全体が私が食べたクッキーより色が薄いような…
篝「ご、ごちそうさまでした……!」
ノエル「わぁすごい!
さすが篝さん!」
幸せそうに完食した金田一君とは対称的に、ノエルちゃんの分まで食べきった篝さんはものすごく苦しそうだった。
10本以上あの分厚めのクッキーを食べきったのだからすごい。
紫陽「あ、皆さま食後のコーヒーと小さな菓子を今から用意しに行くのですが、コーヒー以外の飲み物をご所望の方はいらっしゃいますか?」
金「俺ジュース!」
紫陽「オレンジジュースでよろしいですか?」
金「あ、それでお願いしま〜す!」
ノエル「私コーヒー欲しいです!」
篝「正気ですか!?
眠れなくなりますしお嬢様が悶絶するほど苦いですよ!?」
紫陽「ミルク持ってきましょうか?」
篝「一応お願いします
あ、私はそのミルクをお願いします…
よく眠れますので」
紫陽「わかりました」
ノエルちゃんは大人の階段を登るためのコーヒー挑戦らしい
ノエルちゃんが大人になったらきっとものすごい美人さんなんだろうなぁ
時間は9時40分
ここからコーヒーを紫陽さんが用意して、この大広間に来たらかかる時間は大体10分、
食後のコーヒータイムは9時50分くらいから始まって、飲み物飲んで小さなお菓子を食べ終わったらだいたい夜10時くらいか…
そして確かもうこの時間はバスが来ていないから泊まるしかないんだよね
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作者名:ロンヌ | 作成日時:2022年7月17日 0時