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三十六話 ページ36

金「3年前!?」



アイリーン「3年前…



その年はかなり大きなことがあった気がするわ…!」



『ママ!


知ってるの?』



アイリーン「その3年前のコンテスト自体は知らないけど…本当に何か事件のようなものが起きた年なのよ」


『なるほど…』



アイリーン「それにしても3年前に紫陽さんが紅葉さんとの婚約者関係になったということは…


紅葉さんは紫陽さんの栄光に惹かれたということかしら?」



宮島「栄光……ねぇ」



美雪「?」



花聯「どうかしたんです?


宮島さん」



宮島「3年前…


その年は紫陽の奴が栄光に輝いただけの年じゃねぇよ



この顔を知らないか?」










そう言った宮島さんはズボンのポケットから携帯を取り出し、何回かボタンを押した後、とある画像を金田一君、ママ、私、美雪ちゃんに見せてきた。



金「すっげぇ綺麗な人ですね!」


宮島「おっ


よくわかってるじゃねぇか!」



美雪「この人一体誰なんですか?」



『というかなぜ制服姿?』



宮島「嫁がこの子と同級生だったんだよ」




アイリーン「…どこかでこの女の子見たことあるような…」



宮島「さすが元芸能人は人の顔の物覚えがいいな」



アイリーン「それはどうも」



このママの様子からして結構晩餐会前のこと根に持ってるな…




宮島「じゃあもう一つ


高校生探偵君達に大きなヒントをあげよう」



そう言った宮島さんはまた携帯をいじり、新たな画像を見せてきた。



『こ、この人は!』








金「え!?こ、このアイドルみたいな人知ってんの!?」


美雪「私もこの人知ってるわ!


あれ…


でも確か…」




宮島「お、

やっぱり今現役高校生ぐらいの子が一番知ってるか〜」



アイリーン「……思い出したわ…!」


『えっ』

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設定タグ:金田一少年の事件簿   
作品ジャンル:ミステリー
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作者名:ロンヌ | 作成日時:2022年7月17日 0時

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