三十一話 ページ31
夜9時丁度
炊飯器とシャーベットのようなものを盛り付けたグラスを乗せた台車を引きながら紫陽さんは現れた。
金「おっ!
炊飯器と…
えっとこれは…」
紫陽「魚料理のポワソンと肉料理のアントレの間に挟む口直しのソルベ
マンゴーと炭酸水で作ったシャーベットでございます」
金「へぇ〜!
美味そう!」
美雪「このオレンジ寄りの黄色はマンゴーの色なのね」
『ハロウィンらしくていいよね』
ノエル「ご飯いただいてもよろしいですか?」
紫陽「えぇ ご自由にどうぞ」
ノエル「やったあ!」
ノエルちゃんも金田一君、清華さんと同じく鯵のムニエルの乗ったお皿にご飯をよそいはじめた。
ノエルちゃんは人の手よりも縦に大きいぐらいに大盛りによそったので少し驚いた。
ノエル「お米は大好きだから!」
篝「お嬢様…
ソルベの後は大抵脂っこいアントレと菓子の「デゼール」
コーヒーと小菓子「カフェ・ブティフール」があるのですよ?
あなたもこう言ったフルコースは既に何回か体験したことがあるはず」
『んなっ…
今冷たいデザート食べてるのにあと2回もお菓子の時間あるの…?
食べ切れるかな…』
私は基本なんでも食べれる人間だがそこまでたくさん食べれない人間である。
ノエル「もし残されるようでしたら私がもらいますわ!
Aお姉さん!」
『ノエルちゃん…!』
ノエルちゃんはサイコメトラーか何かかな?
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作者名:ロンヌ | 作成日時:2022年7月17日 0時