見習い奇術師の事件簿【黒魔術殺人事件】2 (ページ19)

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秀央市殺人事件4 ページ19

茜「みんな私の家はあの信号をすぐ渡った先だから！」

そう言われて茜の自宅に繋がる最後の関門である信号を北に進んだ。

茜の家の玄関に着いた時は13時5分だった。

茜母「あ、茜！茜！

お父さんが！お父さんが！！」

茜「お母さん！」

『茜のお母さんお邪魔させていただいてもよろしいでしょうか？』

茜母「えっ！？貴方は…」

茜のお母さんが戸惑っている間に茜の家に入って事件が起きている場所を探した。

この茜の家に入った時、何故だか異様にうるさい目覚まし時計の音のようなものが「ジリリリリリリ！」と聞こえたのだが、一度無視した。

するとついさっき開けられたであろう雰囲気のあるドアが見つかった。

そこに…

茜「お母さん、この子達が私の言ってた超優秀な友達のA達よ！」

雅「超優秀だなんて照れますわ…」

環「ミーちゃん照れてる場合か！」

ってA……？」

『うわぁぁぁぁっ！』

環「A！」

私が見てしまったのは、

心臓と首を包丁で刺された、茜のお父さんの死体だった。

雅「Aちゃーん、貴方が人様の家にそうドカドカと入るなんてはした…」『ミーちゃん警察！警察呼んで！！

これは殺人事件よ！！

みんな警察が来るまで現場を荒らしちゃダメ！

そこにいて！』

雅「えっ！！？」