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6話 ページ7

(元気いっぱい……かなぁ?)


式部「この塾は入塾すると少人数クラスで学校以上に深くつきあうことになっちゃうから染まらないよう注意しなきゃね!」


美雪「?

は…はぁ…?」


確かに式部さんが言うことは的を得ている。

人数が少ない集団の方が結びつきは強固になるしお互いのことを知りやすい。


??「式部さん!」

式部「あら 秋子!」


(可愛い…!)


この塾に来て出会った人達はどことなく陰惨で何か闇を抱えていそうな人が多かった。


そんな中現れた大人しそうで穏やかな表情の秋子さんはとても可愛い。



秋子「これ…

昨日のノートコピーしてきたわ」

式部「きゃーっ!ありがと!助かるわあ〜〜!

いつもごめんね〜!

あ…紹介するわ美雪ちゃん!とAちゃん!」

美雪(み…美雪ちゃん!?)


式部「このコ…

あたしの仲良しで女子のホープ

濱 秋子ちゃん!」


秋子「よ…よろしく…」


(やっぱり可愛い…)


秋子「あ…あの…お二人は入塾されるんですか?」


美雪「え…ええ…どうかしら?

あたしの幼なじみはたぶん入塾すると思うけど…」



秋子「Aさんは?」



『私は入塾寄りに考え……てるよ!(入塾したらあのチャラ男に一泡吹かせられるからね!)』



秋子「気をつけてくださいね…


この塾…

怖いところですから」


美雪「え…?」



『……は?』


ちょっと待て



こう言うってことは、この優しくて可愛い秋子さんが怖い目にあったということ!?




許さん。




秋子ちゃんを怖がらせるやつは触法ギリギリのマジックか何かを味わってもらおうじゃないか!






ジリリリリリリ!

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作者名:ロンヌ | 作成日時:2022年6月15日 15時

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