歌姫 ページ12
三時間ほど車に揺られて付いた先は私たちのシェルターその１。
もちろんまだまだたくさんある。
なんならるすくん中心に海外でも抑えてるし、プライベートジェットとパイロットも用意したらしい。
…やっば
ここもすごいおっきな廃墟みたいになってるのに。
「A？早く行こーぜ」
「うん、なるせ。」
「Aが悩んでるなんてめずらし。」
「あらき、ひど。私だって考え事くらいしますー」
「じゃあ、なに考えてたの？w」
「…みんな金持ち過ぎるだろ。ほんと歌い手って何者？」
「wwwやっぱくだらねーw」
「そんなことないですー」
「そもそもAも人気歌い手な」
「私は新人歌い手だね。うん。」
なるせガチレスやめい()
「３人とも歩くの遅い〜早くきてやー」
「あー、るすごめんごめん」
「あらきもなるせもしっかりしてやー。にしてもA連れ出すの意外とあっさりだった気がするんやけど」
「まあ、ちゃんと計画建てたからでしょ。」
「Aほんと頭ええな〜」
「えへへ」
るすくんほんとすき
優しいし可愛い
あー、すき
いや、みんなすきだからね？
「ほら、いこ？」
「ん、だな。」
「さぁて、シェルターの中はどんなだろー」
「あ、めっちゃすげーから。るすまふのこだわり発揮されてるから」
「なるせそれまじ？」
「まじ」
ってことはめっちゃ西洋なんじゃないの!?
いや、外観から、廃墟になったお屋敷だけど。←
続く
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作者名：わらび | 作成日時：2020年9月22日 18時
