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「久しぶりに日に浴びた……。」
近くの公園まで歩いて、そこのベンチで一休みする。
日光は容赦なく私を照りつけるが、何日ぶりかの日光はとても暖かく感じた。
下手したら一年ぐらい日に浴びていなかったような感覚だ。
このままずっとベンチに座り日向ぼっこをしていたいのだが、こんな昼間に大の大人が公園にいるのはおかしくないか? の目線が気になる。
ニートだと勘違いされている…? いやいや、私は養われている身で……。
心の中でそう言うが、勿論、相手には聞こえない。
言う勇気もない。だって「養われているんです私」と言われたら100%相手に「はぁ?」と言われる。
「さて、仕事しなきゃ。」と仕事してますよ感を出すためそう呟くと、ベンチから立ち上がる。
さて、日向ぼっこも住んだし、そろそろ家に戻るとするか。
外に出たことがバレないよう、服を着替えて、容姿もそこそこに戻して、彼の帰宅を待つ。
20:00頃、ハロと遊んでいるときドアの鍵を開ける音がした。
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作者名:ぐりんてぃ | 作成日時:2022年5月18日 0時