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たわいもない会話をしてお店を出る。
駅まであと少し。
怜央くんへの罪悪感がでてきた。
そろそろ部活終わる時間だろうか。
意外にお店に長居してしまった。
もし、怜央くんがこのタイミングできたら？
言い訳ばかり頭の中でぐるぐるまわる。
廉「どーした？」
下を向いて考えていたからなのか心配そうに声をかけてくれる。
廉「具合悪いん？」
A「ううん、何にもないよ」
わざと笑顔を作る。
駅につきまた昨日と同じように別れる。
ホームまで歩いていこうと思った時、
見覚えのある背中を見つける。
怜央くんだ。
見間違い？
いや、あれは怜央くん。
間違えるわけはない。
声かけるべきか悩む。
A「れ、おくん」
緊張のせいかすこし掠れた声で話しかける。
怜央「ん？あ、A」
怜央「まだ帰ってなかったの？」
今一番聞かれてはいけない質問をされる。
A「あーちょっとね笑」
これはもう適当にごまかす作戦だ。
怜央「ちょうどよかった」
少し言いづらそうに切り出す。
もしかして、別れ話？
A「うん…」
怜央「今日のこと本当にごめん」
A「別にいいって」
怜央「俺さ気づかなくて永瀬に言われて気づいた」
怜央くんは困ったようにいう。
怜央「許して欲しい」
もうこんな事しないからと頭を下げる。
ねぇなんで。
怜央「ちゃんとこれからは気をつけるし、Aを大切にするから」
なんでわたしが勝手に怒っただけなのにここまで誤ってくれるの？
怜央くんやっぱりあなたは優しすぎるよ。
A「怜央くん」
ん？と首を傾げる。
A「ごめんなさい」
A「勝手に嫉妬して、それで怜央くんに迷惑かけてごめんなさい」
元はと言えばあんなことで怒るわたしが悪かった。
怜央「Aが謝ることないって」
そういっていつもの様に頭をぽんぽんと優しく撫でる。
怜央くんの香りは永瀬くんの香水だ。
不意に永瀬くんを思い出す。
怜央くんといるのに思い出したことが罪悪感。
A「あのね、怜央くん」
黙ってることも苦しくなって、言おうと決める。
A「さっきまで永瀬くんと一緒にいたの」
怖くて顔が見れない。
怜央「何してたの？」
A「少し道教えてスタバ行ってきた」
怜央「うん」
A「変なことは何もしてないよ」
A「だけど、だまって二人で行ってごめんなさい」
しばらくの沈黙がながれる。
おこったかな。
せっかく仲良くできそうだったのに…。
でも黙ってはいられない。
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ももる！(プロフ) - さっちゃんさん» コメントありがとうございます！永瀬くんとくっつくかどうかは最後までみてのお楽しみってことで（笑）これから主人公と永瀬くん、長妻くんの関係がどうなるかというところなので引き続き読んでいただけると嬉しいです。更新していくので宜しくお願いします(´ｰ｀) (2018年1月15日 12時) (
レス) id: 9543dc2dea (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - 更新お疲れ様です。読み進めるにつれてこれはぜひとも永瀬くんとくっついて欲しいと思ってしまいました。主人公ちゃんの気持ちが永瀬くんに変化しますように。これからも更新頑張ってください。 (2018年1月11日 19時) (レス) id: 6880bcbc6a (このIDを非表示/違反報告)
ももる！(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます^^更新頻度が遅いですがお待ちしていただけると嬉しいです！まいさんからコメントをいただき頑張らなくては！と思えたので更新できるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました！ (2018年1月9日 22時) (レス) id: 9543dc2dea (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 続きを楽しみにしています！更新頑張って下さい！ (2018年1月9日 11時) (レス) id: 06f074385c (このIDを非表示/違反報告)
ももる！(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます^^中々更新ができず申し訳ないです（汗）ですが書ける時に書いて更新していくので気長に待って頂けると嬉しいです。初めてのコメント嬉しかったです。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします！ (2018年1月8日 18時) (レス) id: 9543dc2dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももる！ | 作成日時：2017年12月13日 15時
