day 6 ページ7
名前side
１限の古文が終わってさっきの踊り場に行く
名前｢まだかな…？｣
そわそわしていると安嶋くんが来た
安嶋｢あっ名前ちゃん！｣
名前｢安嶋くん！深田くんは？｣
安嶋｢あ〜居眠りしてて、今罰の黒板消し中…笑｣
名前｢え〜！貸したのに！？｣
安嶋｢そう笑。いやタイミングが悪いんだよあいつ笑｣
名前｢ふふ、なんかそんな感じする笑｣
先生に起こされる深田くんを想像したら笑ってしまう
安嶋｢ってことで、はいこれ｣
名前｢ありがとう！｣
教科書の表紙に付箋でありがと！と走り書きされていた
安嶋｢いやいや俺は届けただけだし！それより困ってる事ない？大丈夫？｣
名前｢大丈夫！久々の学校でわくわくしてるって感じ！｣
安嶋｢そっか笑。何かあったら連絡してね｣
名前｢うん、ありがとう｣
安嶋くんの潤ったくちびるがにっこり笑い、階段を降りていく
名前｢ふぅ、私も戻るか…｣
廊下を歩いていると、前から檜山くんが友達と来た
端正な顔がどんどん近づいてくる
どうしよう…！
とりあえずしれっとした顔ですれ違おうとすると
名前｢っ！｣
すれ違いざまに抱えてた教科書になにかメモを貼られた
びっくりして振り向くと
ふっと檜山くんが笑った気がした
名前｢っなんだろ…？｣
【昼ごはん、屋上で一緒に食べよ】
と丁寧な字で書かれていた
なぜか心臓がどきっと高鳴った
ふと腕時計を見ると、授業が始まる数分前だ
名前｢やっば…！｣
先生が教室に入るのと同時に教室に入る
ふぅ〜、間に合った…
何とか午前中を終えて、お弁当を持ったまま屋上へと向かう
名前｢そもそも屋上って入れるの…？｣
なんて半信半疑のままドアノブをひねると
ガチャと扉が開き、空が広がる
名前｢わっ、開いた…！｣
檜山｢おせーよ｣
ヴァサ｢お腹すいた！｣
青木｢名前ちゃん！｣
と同じようにお弁当を持った3人が屋上にいた
名前｢屋上って入れるんだ…！｣
青木｢ふふ、びっくりした？｣
名前｢漫画の世界だけかと思ってた｣
檜山｢青木が事務の人と仲良くて特別に鍵を借りれんの｣
ヴァサ｢すごくない！？｣
名前｢うん！すごい！｣
青木｢たまたまガーデニングの話で盛り上がって仲良くなっただけだよ笑｣
檜山｢名前、ここ座りな？｣
と青木くんが座っているベンチの隣に腰掛けさせてもらった
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いろは(プロフ) - ふうかさん» すみません、今気づきました…！コメントありがとうございます。嬉しいです！！ (2021年11月7日 0時) (
レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです！続きが気になります！更新待ってます！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - _さん» 今確認したんですけど、多分できると思います…！良かったらもう一度試してみてください！ (2021年7月18日 12時) (レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - 名前変換？ができないです (2021年7月18日 12時) (レス) id: 11629eb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは | 作成日時：2021年7月8日 22時
