day 25 ページ26
名前side
朝ごはんを食べ終わって、部屋に戻る
名前｢あっ、尚大にカーディガン返さないと！｣
洗濯して畳んでおいたカーディガンを見て気づいた
尚大の部屋のドアをノックすると
尚大の間延びした声が聞こえた
名前｢尚大？入るよー｣
ドアを開くと、尚大がソファで何かを読んでいた
織山｢カーディガン？｣
名前｢そう！返すの遅くなっちゃってごめんね｣
織山｢いや、てか俺も忘れてたし｣
名前｢ほんとに？笑｣
手渡して、部屋を出ようとすると
織山｢ね、今から時間ある？｣
名前｢へ？｣
織山｢あのさ、この前言ってた湖に行かない？｣
ぽりぽりと頭をかく尚大
名前｢行きたい！｣
聞いたことはあるけど行ったことは無かったんだよね
名前｢皆に行ける人、聞いてみよっか!?｣
携帯をポケットから取り出そうとすると
その手をぱしっと掴まれた
織山｢できたら2人が良いんだけど｣
名前｢2人で？｣
織山｢別にいやだったら2人じゃなくてもいい…｣
珍しく困ったような表情の尚大が可愛く思えてしまう
名前｢ううん！全然！｣
そう言うと、少し笑う尚大
織山｢じゃあ行く？｣
名前｢うん！｣
早速家を出て、湖の方に向かう
名前｢はー、寒くなってきたねぇ｣
織山｢ね。｣
名前｢尚大はさ、どの季節が1番好き？｣
織山｢冬、かな？｣
尚大が秋に染った紅葉を見上げながら呟く
名前｢へ〜、なんで？｣
織山｢冬の匂いとか、肌に刺さる冷たさとか、雪の日の朝の明るさとか、好き｣
名前｢なんかすごい、素敵…だね｣
名前｢クリスマスとお正月があってごちそうが食べられるからとかだと思った…！｣
織山｢それは名前のことじゃん笑｣
名前｢あー！ばれてる！笑、てか尚大もクリスマスのごちそう好きでしょ？｣
織山｢まぁそれはそうだけど！｣
なんて話していると湖のほとりに着いた
秋の色づく木々に囲まれた湖は、そこだけ時が止まってるみたい…
織山｢舟も異常なし…と、｣
舟の状態を確認している尚大の近くに行く
名前｢ど、どうやって乗ったら良い？｣
織山｢まず俺が乗るから、その後ゆっくり片足ずつ乗ってみて｣
名前｢うん、やってみるね…｣
うぅ、水の中に落ちなかったら良いけど
尚大が難なく舟の上に立った
織山｢はい、名前｣
と、差し出される手
名前｢よし、行くよ…｣
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いろは(プロフ) - ふうかさん» すみません、今気づきました…！コメントありがとうございます。嬉しいです！！ (2021年11月7日 0時) (
レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです！続きが気になります！更新待ってます！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - _さん» 今確認したんですけど、多分できると思います…！良かったらもう一度試してみてください！ (2021年7月18日 12時) (レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - 名前変換？ができないです (2021年7月18日 12時) (レス) id: 11629eb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは | 作成日時：2021年7月8日 22時
