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day 24 ページ25

名前side



どうしよ、どうしよ



檜山くんのどこか熱っぽい視線を思い出す



顔が赤くてどきどきが止まらないし、



触れられた手を頬に当てると



冷たいはずなのに熱い…



名前「すき、か…」



今まで生きてきてそんなこと言われたこと無かった



もちろんお母さんとお父さんには言われたことはあるけど



2人がいなくなってからは、ずっと1人だったから



ただ生きるのに精一杯でそういう感情を持つことが無かったし、



家の掟でなかなか友達とか出来なかったし、



こんなにドキドキして何にも考えられなくなるなんて



知らなかった…



名前「どうすればいいの…?」



小さく呟いた言葉は、天井まで昇って消えた



混乱している頭で洗濯とお風呂とかを済ませて



髪が少し濡れたままベッドに寝転ぶ



もう今日はこのまま寝ちゃおう…



ぎゅっと目を閉じた



………チュン、チュン…………



森の方から聞こえる小鳥の声で目が覚める



名前「ふわぁ〜、よく寝た…」



昨日の夜は混乱しすぎていた頭は少しはすっきりした感じがする



窓辺に立って外を眺める



名前「ん〜、今日は曇りだなぁ…」



厚みのある灰色の雲が空を覆ってる



皆が喜びそうだ笑



ぐぅ〜…



ぼーっとしているとお腹が鳴った



名前「うっ、昨日あんまり食べてなかったからかも…」



ちょっと下に行って何か食べちゃおっかな



そう思って身支度をして、階段を降りる



朝の冷気が肌に纒わり付く



名前「さぶっ!」



キッチンを覗くと拓実くんと尚大がいた



織山「何その声…」



拓実「ふふ、おはよ」



少し口角をあげた尚大と優しい笑顔の拓実くん



名前「そんな言い方しなくてもいいじゃん!笑、2人ともおはよう」



今日は2人が朝ごはんの係なんだ



おみそ汁のいい匂いがする



名前「はぁ〜お腹すいた」



拓実「もうすぐできるよ〜」



名前「本当に!?」



織山「どんだけお腹すいてんの?笑」



名前「あ〜昨日あんまり夜ご飯食べてなくて」



織山「確かにずっとぼーっとしてた」



拓実「え、そうなの!?」



わ、やばい…



名前「っそういえば、今日の朝ごはんって何!?」



織山「……鮭と卵焼きとみそ汁とご飯、それと野菜」



名前「日本の朝食って感じだね!」



拓実「だよね〜」



安嶋「ふわぁ、おはよ〜」



深田「あ〜ねむ」



安嶋くんと寝ぐせがすごい深田くんに続いて



皆がどんどん降りてきた

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いろは(プロフ) - ふうかさん» すみません、今気づきました…!コメントありがとうございます。嬉しいです!! (2021年11月7日 0時) (レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです!続きが気になります!更新待ってます! (2021年8月7日 1時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - _さん» 今確認したんですけど、多分できると思います…!良かったらもう一度試してみてください! (2021年7月18日 12時) (レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - 名前変換?ができないです (2021年7月18日 12時) (レス) id: 11629eb6b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いろは | 作成日時:2021年7月8日 22時

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