episode11 ページ14
大貴side
あれから2時間くらい経った頃、ようやく山田が目を覚ました。
涼「…んっ…。」
大「大丈夫か？
痛みは？」
涼「だいぶ…ましになった。」
そうは言ってるけど、やっぱりまだ痛みがあるのか、少し辛そうだ。
涼「久しぶりだったから…びっくりしただけ。
もう、大丈夫…。」
そう言うと起き上がろうとした。
涼「…っ！」
大「もう少し安静にしてな？」
再び山田を寝かせる。
大「…あと、ごめん。みんなに話しちゃった。偏頭痛のこと。」
涼「…怒ってた？」
大「いや、怒るというか…困惑してる感じ。」
涼「そっか…。
大ちゃんは、気にしないで。
いつかはバレると思ってたから。」
大「…うん。」
山田は少しの間まぶたを閉じ、しばらくして再び開けた。
その瞳には、強い意志が宿っていた。
涼「実は…黒澤に…会ったんだ。」
大「…えっ！？」
涼「近々、俺らを倒すって宣戦布告してきた。」
大「…！！」
涼「あいつが居なくなった後も、しばらくあいつの事考えてた。
…そしたら、頭が痛くなったんだ。」
大「そっか…。」
黒澤って奴は、昔山田の仲間だったやつ。
だけど、いろいろあってそいつとは縁を切ったらしい。
俺がまだ山田に会う前の話だから詳しいことは分からないけど。
あんまり黒澤の話をしたがらない所から推測すると、黒澤とはもう関わりたくないんだろう。
だとすると、黒澤に会ったことはかなりのストレスのはずだ。
それで、偏頭痛に…
大「とりあえず、そのまま横になってて。」
俺は今聞いたことを、みんなに伝えることにした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 379人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くーる(プロフ) - みえーるさん» ですですo(^▽^)o (2014年12月6日 18時) (
レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
みえーる(プロフ) - くーるさん» ほんと、待ちきれないくらいですからね！笑 (2014年12月5日 19時) (レス) id: a83350046f (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みえーるさん» 楽しみですね♪( ´▽｀) 一週間待ってましたから（笑） (2014年12月5日 19時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
みえーる(プロフ) - くーるさん» あああ！ぬ〜べ〜!!! (2014年12月5日 16時) (レス) id: a83350046f (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みえーるさん» そうなんですよ！笑 とりあえず、土曜日のぬーべーで我慢します(>_<) (2014年12月5日 8時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くーる
| 作成日時：2014年11月20日 17時
