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episode36 ページ39

知念side



あれから大体一時間。



僕たちは涼介の具合が良くなるのをひたすら待った。



あまり動かさない方が良いというゆーてぃの意見を受けて、まだ倉庫の中にいる。




涼「はあ……はあ……つっ…!」



涼介はずっと目を閉じたまま。



だいぶ呼吸は落ち着いたけど、時々痛みが走るみたいで、その度に眉をしかめていた。



裕「山ちゃん…。」



ゆーてぃはずっと涼介の手を握っている。



涼介は、頭が痛む時には、その手をギュッと握っていた。







〜さらに30分後〜






涼「…もう、大丈夫。」



薬が効いてきたのだろうか。


ようやく涼介がまぶたを開けた。



知「良かった…!」



涼「心配かけて、ごめん。」



裕「謝らないで。

…立てる?」



涼「…ん。」



立ち上がった涼介は、そのまま自力で歩こうとした。



知「ちょ…涼介!危ないって!」



涼「大丈夫…だから。」



確かに顔色はだいぶ良くなってきたけど…


ちょっと心配。



裕「ダメだよ。」



涼「…え?」



裕「山ちゃんはさ、いっつも一人でやろうとするんだから。

たまには俺らに頼って?」



涼「裕翔…。」



裕「はい!」



ゆーてぃはそう言って涼介をおんぶする態勢に。



涼「いや…ちょっとこれは…。」



裕「いいからいいから!

お願い!」




ゆーてぃの真剣な思いに負けたのか、涼介はしぶしぶゆーてぃの背中に乗った。




涼「…重かったら、降ろせよ?」



裕「全然平気!

むしろ軽いよ。笑」




…こうして僕らは無事、アジトへと戻ったのだった。

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くーる(プロフ) - みえーるさん» ですですo(^▽^)o (2014年12月6日 18時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
みえーる(プロフ) - くーるさん» ほんと、待ちきれないくらいですからね!笑 (2014年12月5日 19時) (レス) id: a83350046f (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みえーるさん» 楽しみですね♪( ´▽`) 一週間待ってましたから(笑) (2014年12月5日 19時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
みえーる(プロフ) - くーるさん» あああ!ぬ〜べ〜!!! (2014年12月5日 16時) (レス) id: a83350046f (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みえーるさん» そうなんですよ!笑 とりあえず、土曜日のぬーべーで我慢します(>_<) (2014年12月5日 8時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くーる | 作成日時:2014年11月20日 17時

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