episode8 ページ11
涼介side
帰り道、なんか嫌な感じがした。
それと同時に感じる人の気配。
涼「…ごめん、ちょっと先行ってて。」
大「どした?」
涼「いや、ちょっとな…。」
適当にごまかし、気配がする方へ歩き出す。
大「じゃあ先行ってるから〜!」
その言葉と共に、徐々に遠くなるみんなの足音。
その音が完全に聞こえなくなったのを確認して、俺は話し出した。
涼「…おい、居るのは分かってるんだ。
…出てこいよ。」
やがて現れる一人の男。
?「さすがだな。
これでも気配消してたんだけどな。」
その言葉とは裏腹に、余裕そうな表情をしている。
涼「…何の用だ?
…黒澤!」
黒「冷たいなぁ。
せっかく会いにきたのに。」
涼「…用が無いなら、俺は帰る。」
黒「まあまあ、そう焦るなって。
実は、俺ら『黒虎』は、近々お前ら『飛龍』を倒すつもりだ。
まあ、その…あれだな。
宣戦布告ってやつ。(ニヤッ」
涼「くだらねぇ。」
黒「今回は本気だ。
お前も、お前の仲間もただじゃすまない。
それが嫌なら、今すぐ俺に降伏しろ。」
涼「断る。」
黒「…あ?」
涼「そんなの、やってみないとわかんねぇだろ?」
そう言うと愉快そうに笑う黒澤。
涼「…何がおかしい?」
黒「まあ、そう怒るなって!笑
安心したよ。
お前は昔のまんまだ。」
涼「…だったら何だ?」
黒「…楽しみにしてるよ。
お前らとのケンカ。(ニヤッ」
そう話すと、黒澤は風のように居なくなった。
あいつが居なくなった後も、俺はしばらく黒澤の事を考えていた。
涼「…っ!!」
すると突然、激しい頭痛が俺を襲ってきた。
ズキン…ズキン…
涼「はあ…はあ…。」
激しい痛みにどうすることも出来ず、俺はその場にしゃがみこんだ…
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くーる(プロフ) - みえーるさん» ですですo(^▽^)o (2014年12月6日 18時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
みえーる(プロフ) - くーるさん» ほんと、待ちきれないくらいですからね!笑 (2014年12月5日 19時) (レス) id: a83350046f (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みえーるさん» 楽しみですね♪( ´▽`) 一週間待ってましたから(笑) (2014年12月5日 19時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
みえーる(プロフ) - くーるさん» あああ!ぬ〜べ〜!!! (2014年12月5日 16時) (レス) id: a83350046f (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みえーるさん» そうなんですよ!笑 とりあえず、土曜日のぬーべーで我慢します(>_<) (2014年12月5日 8時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くーる | 作成日時:2014年11月20日 17時