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ファルコンJr.side
…結局。
コマンダーは、一人でミッションへと向かった。
行かない、と決めたものの、正直なところ気になるし心配だし…
ギークの提案で、現場近くの監視カメラの映像を通してミッションの様子を観察することにした。
ギーク「…よし、セット完了。
今回の敵は…カマキリか。」
SHINOBI「かなり大きいね…」
モニターに映ったのは、3メートルはありそうな巨大カマキリ。
…と、その目の前に立つコマンダー。
ドクター「真っ正面から戦うつもり…？」
ソニック「危険すぎるだろ。」
俺たちの心配をよそに、コマンダーはカマキリの目の前から動こうとしない。
やがて、カマキリがコマンダーの存在に気づく。
…と、次の瞬間。
ウイルスによって、文字通り"鎌"へと姿を変えた片腕が、コマンダーめがけて振り落とされた＿＿！
キーーンッ！！
金属同士がぶつかり合う、激しい音。
黙々と煙が立ち上り、状況が掴めない。
なかなか無くならない煙に痺れを切らしたのか、カマキリがもう一方の鎌を振り上げる。
カキーンッ！！
再び、大きな音がなる。
……それから、しばらく沈黙が続いた。
徐々に…徐々に、煙が晴れていく。
ラピッド「…！
止めてる…！？」
ファルコン「…まじかよ、」
コマンダーは、巨大なカマキリの攻撃を…
二つの鎌を…
二本の刀で、確実に捉えていた。
3メートル以上ある巨大な虫と、人間。
普通なら、力負けするはずなのに。
スコープ「…押してねぇか…？」
バレット「…うん。
全然、余裕そうだね。」
…そう。
コマンダーは、ゆっくりと刀を前方に押し、攻撃を跳ね返し始めていた。
なによりインパクトがあるのが、その表情。
…ニヤリと、笑っているのだ。
目をギラギラさせて。
お前はそんなもんか、と言わんばかりに。
挑発するように、笑っているのだ。
画面越しなのに、ブルリと体が無意識に震えた。
…殺気…
なんて殺気だ…
コマンダー「…暇つぶしにもならねぇな。」
直で殺気を受けたカマキリは、一瞬で怯んだ。
それを見たコマンダーは、少し残念そうにそう呟いた。
そして…
…ザシュッ！
コマンダーが、刀を一振りすると。
カマキリは、ゆっくりと…倒れていった。
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霙（みぞれ）(プロフ) - くーるさん» もちろんです！！ (2020年2月8日 21時) (
レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - 霙（みぞれ）さん» またまたコメントありがとうございます！いやぁ…嬉しいです…！！何よりの褒め言葉です！これからも頑張りますのでよろしくお願いします♪ (2020年2月8日 20時) (レス) id: fe9129c81d (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - ココナッツさん» すいません返信遅くなりました…！いえいえ、全然！ただただ私の書きたいように書いてるだけなので…笑 でもそれがココナッツさんに刺さったのであれば光栄です♪ 今日で移行となりますが、移行後もよろしくお願いします！！ (2020年2月8日 20時) (レス) id: fe9129c81d (このIDを非表示/違反報告)
霙（みぞれ）(プロフ) - くぅ…！本当に大好きですもう！！続きが出れば出るほど、次が気になって気になって…(笑) (2020年2月3日 21時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ - 読めば読むほど、天才だなぁって思います!!世界観といい、ストーリーの流れといい、すべてが天才的です!ホントに毎日楽しみにしています!!言葉じゃ足りないくらいこの作品が大好きです!毎日楽しみにしています!更新頑張ってください!! (2020年2月2日 22時) (レス) id: fd7392ad08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くーる
| 作成日時：2020年1月12日 13時
