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episode62 ページ17

圭人side




圭「なになに〜?

二人、知り合いなの?」



知「え?

んーまあ、ちょっと。」



優「ちょっとやないやろ!

知念くんは俺の弟や!」



全「…え?」



知「ちょ、優馬!

誤解を招くからやめて!笑」



優「はっはっは!笑

ほんまは、弟みたいな存在、な?笑」



光「なーんだ…びっくりした!」



優「俺の親と知念くんの親が仲良かってん。

小さい頃はよく遊んどった!」



圭「へぇー!」



知「中学生の頃に僕が引っ越しして、それ以来会ってなかったんだけどね。」



優「そやなぁ。

噂で知念くんがこの街にいるって聞いてたけど、ほんまにいるとは。

それも山田くんの仲間やとは思わんかった!」



知「まあ、僕にもいろいろあったからね。」



優「しっかし山田くんもひどいよな?

俺、何回か知念くんの話したやろ?

なんで教えてくれへんねん。」



涼「…んーまあ、なんとなく?」



優「なんやねん!それ!笑

ゆって山田くん、知念くんに甘いやろ?」



涼「そんなこと…」



知「あるね。笑

涼介、僕には優しいよ!」



優「やっぱりな!

山田くん、子どもにめっちゃ優しいねん。

せやから、絶対知念くんにも優しいと思ってん!」



涼「…優馬、そろそろこの話やめようぜ?」



優「照れとんのか?笑」



知「照れてるね。笑」



涼「違っ…!」



優「はいはい。

ツンデレくんの言うことなんてだいたい分かっとる!


…ほな、続きやりますか?」



涼「…ったく。

優馬のバカ。」



優「悔しかったら俺に勝ってみぃ!笑」



涼「…じゃあ遠慮なくいくぞ?」




こうして二人は再びケンカを始めた。



でも、心なしか二人は笑ってて。



ケンカっていうより、全力で戦うことを楽しんでいるようだった。

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くーる(プロフ) - りんさん» お返事遅くなりましたm(._.)m 何回も読んでくださったんですね!ありがとうございます(^^) なかなか不良系の話は少ないですけど、同志に出会えて光栄です☆ (2018年4月10日 20時) (レス) id: 6d68981b41 (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - あこさん» お返事遅くなりましたm(._.)m楽しんでもらえたようで嬉しいです!…っと、お気づきになりましたか?笑 探偵学園Qのあのシーンめっちゃ好きなんですよ…ずーっとクールだった流くんのあのさわやかな笑顔…いいですよね!笑 (2018年4月10日 20時) (レス) id: 6d68981b41 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - この作品めっちゃ好きです。何回読んでも面白いです! (2018年2月14日 22時) (レス) id: df7b157299 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - この作品、私の大好きな感じだったので超最高でした!!あと、最後のシーンって探偵学園Qに出てくる天草流のベッドの上のシーンに似ていませんか!? (2018年1月16日 19時) (レス) id: 886c07b65c (このIDを非表示/違反報告)
くーる(プロフ) - みおさん» ありがとうございます!そんなに褒めて頂けると嬉しいです♪ 個人的にもこのお話は結構気に入ってるので、余裕があれば続編を書いてみたいのですが…あいにく今は、現在書いてる小説と新作の構想で手一杯でして…すいません(>_<)もう少し余裕ができたら考えてみます! (2016年8月8日 16時) (レス) id: 8c67a8e15d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くーる | 作成日時:2014年12月2日 22時

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