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五十話 ページ1

「…あ、ついてる」

「んぅ…あれ、おはようございます、先輩」

「うん、おはよう」

カーテンをそっと開けると、かすかに覚えている梟谷学園の駐車場だった。

「みんな、まだ寝てるみたいだね」

「そうですね…今何時ですか?」

「7時。ちょっと早めについたみたい。」

「そうですね。30分につく予定でしたし…監督やコーチはいないみたいですけど。」

「ちょっと、降りて捜してみよっか」

「はい。」

できるだけ物音を立てないようにして、バスから降りる。扉は開いていた。無用心なこと。

「他の学校も来てるみたいだね」

烏野、音駒。梟谷は自分達で来るのかな。

「おお、二人とも起きてたのか」

「あ、コーチ」

「30分早く着いたからなぁ、予定より。ま、もう起こしていいか。他の学校のやつ、起きてるみたいだし?」

烏野のバスを指差す。見ると、何人かがこちらを覗いていた。こわ。

「じゃあ、他の先生方に伝えてくるから、二人で部員を起こしてやってくれ。」

「了解です」

「わかりました!」

とは言え。こいつらを起こすのは難題だ。1年はどうかわからないけれど、二、三年は去年手こずった記憶がある。

「起こし方、どうします?」

「んー…よし。これだ」

携帯にいれた少し荒い音楽を大音量で流す。前の方に座っていた奴は跳ね起きたので、携帯を持って歩く。

「先輩、かっこいい…!」

「ど、どこがよ…」

この子がよくわからない。本当。

五十一話→



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水無月のぞみ - 相変わらず研磨が可愛い❤️ (6月23日 3時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
イチゴヨーグルト(プロフ) - にさやくんさん» ありがとうございます!私自身国見ちゃん好きですし、そう言っていただけで嬉しいです! (2017年8月24日 21時) (レス) id: 5e434de2db (このIDを非表示/違反報告)
にさやくん(プロフ) - いつも更新ありがとうございます!私個人としては国見くんが凄い好きなんで、国見くんと夢主ちゃんの絡みがとても嬉しいです!これからも頑張ってください!! (2017年8月24日 20時) (レス) id: 1c5ae8b913 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴヨーグルト(プロフ) - 杏華さん» ありがとうございます…!オチはいくつか(といっても少ないんですけど!)候補があって、その場その場で何がいいか考えてる感じですね… (2017年8月22日 6時) (レス) id: 5e434de2db (このIDを非表示/違反報告)
杏華 - 面白いです!ヒロイン凄くいい子ですね!あと、研磨可愛いです!ちなみにオチとか決まってるんですか? (2017年8月22日 1時) (レス) id: 8c68308756 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴヨーグルト | 作成日時:2017年5月5日 17時

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