俺だって（ti+sksy） ページ35
前回より、大光くんサイドのストーリーになります。
side ti
俺だって猪狩が好きなんだよって、素直に言えたらどんなに楽だろう
「さくちゃーん、ごめんってば〜」
「ガリさんは悪くない。」
「俺のせいだって？」
「ああその通り。ガリさんにキスしていいのは俺だけなんだよ」
俺が近づくとなお強くなる作間による猪狩のバックハグ。作間とは普段は呆れるほど仲がいいんだけど、こうなってくるとやっぱり事が違うんだな。いや、仲良いからこそこうなるのか。
「ガムテープ越しなら大丈夫だと思ったんだけどな〜」
「アウトに決まってるでしょ。ああもう、ガリさん…俺のガリさんが…」
「去年もしてたけどな」
「去年のはノーカン」
「なんで！？」
「やっぱり大光を無視してでもいえば良かった、ごめんね？」
「ガリさんは悪くないってば、全部このアホが悪い」
「アホって俺の事言ってる？」
「当然でしょアホ大光」
猪狩はこの状況を知ってか知らずか笑ってるけど、お前の後ろにいる奴はぴくりとも笑ってねぇからな。ずっとこっち睨んでるからな。
いつから猪狩を好きだったとかわからない。ただなんとなく、俺と仲のいい作間と一緒にいて楽しそうに笑ってる姿が好きで、作間から聞く猪狩の話だってどれもどこかほんわかしてて。それがスタートだったんだなとは思う。
「そんな守ってなくたって別に何もしないって」
「嘘つけ、目が楽しんでる」
「そりゃ楽しいよ、お前ら二人をいじるの」
「大光…そんなことばっかりしてっから皆佐々木会から離脱してくんだって…」
「ド正論言われた気がするけど空耳だよねいがりー？」
大好きな二人だから幸せになって欲しい。その気持ちはもちろんある。二人との関係も絶対に悪くしたくない。
「ま、いがりの離脱は認めてないからね」
「は？なに言ってんの？」
「俺がハイハイで最後だったから、え〜嫌だ〜とは言われたけど…」
「いがりは逃がさない」
「大光目が怖いよ〜」
けど俺はそんなにできた人間じゃないから。負けがわかってたとしてもやれる所までやりたくなっちゃった。
→
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curo(プロフ) - 雲屋さん» ありがとうございます〜〜〜（ ; ; ）頑張りますので何卒よろしくお願い致しますね！！ (2019年6月25日 0時) (
レス) id: 8373f93501 (このIDを非表示/違反報告)
雲屋(プロフ) - ゆとそや、さくそや最高すぎて今日一気に読み進めてしまいしました！これからも作品楽しみにしてます！ (2019年6月22日 20時) (レス) id: 5bc075ee3b (このIDを非表示/違反報告)
京子(プロフ) - はむ太郎さん» 素晴らしすぎます、、猪狩くんの可愛さが溢れ出てて読んでて心がギュッとします！笑 みんなから愛される猪狩くんほんとに尊い、、 (2019年6月20日 22時) (レス) id: 297433a5df (このIDを非表示/違反報告)
はむ太郎(プロフ) - 京子さん» わあ！有難うございます（ ; ; ）猪狩くんは可愛いの賜物なので表現出来ているなら幸いです。。。！笑 (2019年6月17日 23時) (レス) id: 8373f93501 (このIDを非表示/違反報告)
京子(プロフ) - はむ太郎さん» ゆとそや、さくそや最高です。猪狩くんがかわいすぎる、、 (2019年6月17日 23時) (レス) id: 297433a5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：curo | 作成日時：2019年5月6日 10時
