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厳しめにいこうと決め、言葉を吐く。
「応援だけならギャラリーからでもできる。もし何か履き違えているなら、申し訳ないけどうちの部に入れることはできない。新しいマネージャーを入れるか決めるのは監督から俺に任されてるから。」
改めてマネージャー志望の子はついてきてね、と言うと「帰ります」と三人ほど抜けていった。
「他は？帰りたかったら遠慮しなくていいよ」
「……」
「じゃあ行こうか」
静かに歩いていく中で誰も話すことはない。先程までのうるささはどこへ行ったのだろう。
準備室に着き、中に置いてある今朝取り込んだタオルの山を指し示す。
「今残ってるうちの三人にこれを畳んでもらおうかな。10分で終わると思うから、簡単に畳み方だけ教えるね。」
いつも通りの声色で話す。待ち受けていた作業が簡単なもので安心したのか、女子の表情が緩まったのがわかった。
「私やります」
「私も」
「あ、じゃあ」
終わったら体育館の前に来るよう伝え、そっとポケットから取り出したスマホで移動時間も含めた13分のタイマーをセットする。
「他の人はこっち」
「はい！」
空気感が変わり、返事をしてついてくる。
ドリンクは前半の分しか作っていなかったので、後半の分を試験的に作らせる。粉と水の割合、各プレーヤーの好みと、ベーシックな濃さを記載し、見学で来ている1年を含めた人数分。
残っているマネージャー志望の女子は八人。本数と重さを考え四人に割り振ることにした。
「次はドリンク。今日は見学の人も一応参加するから、その子たちの分も含めてざっと50本くらい。四人でなら15分もかからないと思う。やる人」
一度に五人が挙手し、一人が譲る形で決まった。腕時計で重いものを運ぶことも考え20分のタイマーをセットする。
時間を確認し、洗濯が終わる頃合いだと思い至る。こちらはそんなに量もないので二人に振る。
「部室棟の下にある洗濯機でタオルとピブスを洗ってるから、それを干しに行こうか。これは二人にお願いするね。誰がやる？」
「やります」
「はい」
スムーズに決まるようになって効率も良くなった。移動し再び時間を伝える。タイマーを15分でセットした。
バインダーにそれぞれ割り振った役割と時間を名前の横に書き込む。
「最後、体育館に戻ろうか」
「はい！」
最後まで残っていた二人を体育館前まで連れていく。
「君たちには、申し訳ないけど帰ってもらう。自主性がない人は信用できない」
目の前の彼女らに言い放つ。
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シャバ僧(プロフ) - 優愛さん» ご要望ありがとうございます！負けず嫌いな男主なので、まだ未定ですが、一応別で男主受け松川夢ございます……よろしければ、どうぞ(宣伝) (2022年12月8日 23時) (
レス) id: 97accd6b89 (このIDを非表示/違反報告)
優愛(プロフ) - 主人公は受けがいい!! (2022年12月8日 21時) (レス) @page35 id: 5e22586db0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャバ僧 | 作成日時：2022年6月14日 0時
