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no side
zm「〜♪、ん？」
午前1時の真夜中
暗殺部隊隊長であり我々軍幹部のゾムが、軍基地内に暗殺者が居ないか見回っている時
ふと、厨房の方から美味しそうなスープの香りが漂ってきていた
もしかしてと思い、ダクトから顔を覗かせると
zm「お、やっぱり。スープおじさんやん」
『誰がおじさんや』
片手鍋を前に顔を険しく歪め、"スープおじさん"と呼ばれたこの男、Aが居た
スープを研究し続けて15年のベテラン(？)で、今では我々軍の料理長、否幹部として働いている
なんでも、コイツのスープを飲むと不思議と元気が湧いてくるらしい
『何しに来たん』
zm「ええ匂いしたから」
『まだ出来とらんで』
そう言いながら調味料を少しづつ入れていくA
日々こうして夜遅くまでスープを作り続けているが、なかなか納得がいかないそう
zm「なんのスープ作っとるん？」
『鮭とマヨネーズのスープ』
zm「……リクしたの絶対シッマやん」
『大正解』
シッマと呼ばれた男、みんな大好き部長ことコネシマは、Aのスープが大のお気に入り
そこで考えた狂犬チワワ
kn［好きなもんと好きなもん合わせりゃ最高やないか！！！］
思い立ったら即行動、鮭とマヨネーズのスープ作ってと頼まれたのが、丁度3日前なんだとか
鮭のマヨネーズ焼きとやらは聞いた事あるが、それをスープにするとなると話が変わってくる
15年スープを作り続けてきたベテランだとしても真新しい事に挑戦したAは、今もこうして苦戦している
『………､ゾム味見してくれ』
zm「ええよ」
最低限の事は尽くし、一旦完成となった鮭とマヨネーズのスープ
スプーンでチョイとすくい、ゾムの口元へ持っていくA
それをそのままパクッと口の中へ入れる、あーんとかいうやつだ
『どや？』
zm「んー……､美味いねん、美味いねんけどなぁ……なんか足りん」
『せやんなぁ…､』
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泣き虫 - あら、続きがとても気になってしまいますわ！！最後のemお嬢様に感想が持ってかれそうでしたわ！！ (4月15日 10時) (
レス) @page6 id: 444cbcd91b (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - ユアさんさん» ありがとうございます🙏その通りですわ！！emお嬢様でしてよ！！！ (2月9日 19時) (レス) @page6 id: 90c3d3e5d6 (このIDを非表示/違反報告)
ユアさん - とても面白いです！最後…エーミールお嬢様ですの？←口調移っとるぞ (2月9日 18時) (レス) @page6 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり | 作成日時：2023年12月16日 10時
