はじめてのおつかい ページ2
新一&柚葉 2歳
優作の書斎……相変わらずの本の量その中で双子の兄弟は本を読もうとしている←2歳で本読めるのか?無理でしょ
※この兄弟は発育が早いので普通に喋れるという設定で活かせてもらいます!
柚「う〜ん、あとすこし……」
グラグラ
新「ゆずは…はやくしてー…」
新一が台になりその上に柚葉が乗り本を取ろうとしている
柚「まってよ……あとすこしだから……とれた!!!!……(グラッ)え?あ、あぁ〜」
ドシーン
本は取れたものの落ちた
柚「あ〜あ、おちちゃった。新一だいじょーぶ?」
新「う、うん(ニコッ)」
二人が読もうとしていたのは「シャーロックホームズ」
柚「はやくよもっ!」
ガチャ
有「新ちゃん〜柚ちゃん〜、何処〜?」
二人が居るのは本棚の裏
新:柚「し〜!」
二人は有希子にバレないように指をたてている
有「あーいた!」
ギクッ
見つかった二人
新:柚「・・・」
有「二人に頼みたいことがあるの♪」
新:柚「「ええ〜!いまからこのほんよむのに〜」」
有「それはあとでも読めるでしょ?二人におつかいを頼みたいの」
新:柚「おつ、かい?」
有「そう、はじめてのおつかい!!」
「おつかい」を知らない二人にとってはキョトンとしてお母さんを見つめている
柚「なぁに?おつかいって(ニコッ)」
不思議そうに尋ねる柚葉…
本を読もうとしている新一
有「ほら新ちゃん、柚ちゃんこっち来て」
そう言って連れて来られたのはテーブル
有希子は紙とペンを取りだし、買って来てほしい物をペンで絵を描く。
一つ目はレモンを描いた
二つ目はバターを描き、三つ目はお父さんの万年筆を紙に描いた
有「いい?新ちゃん、柚ちゃん。この紙に描いてあるレモンとバターとお父さんの万年筆を買って来てほしいの。二人なら出来るわよね?」
その答えは勿論…
「「うん!!!!出来る!」」
有希子はニコッと微笑み紙と袋を渡した
有「お母さん、お家で待ってるから♪」
上着を着て、靴を履いてカバンを持ったらさぁ出発
新:柚「いってきまーす!!」
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