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「…あれ」
家へ帰ると、見慣れた靴。
今日来るって、言ってたっけ？
「ただ、いま…？」
「あ、おかえりなさい」
ソファで本を読んでいたらしいショウが、
その本を閉じて俺に笑顔を向ける。
「来るって、言ってたっけ？」
合鍵を使うときでも、毎回必ず連絡が入ってたから
なにも言わずに、というのは珍しくて。
いや、はじめてだ。
「あ…ごめんなさい…
一応、LINE入れておいたんですけど…
返事、来てないのに勝手にあがっちゃって…」
そう言われて、スマホをチェックする。
「あ、ほんとだ。見てなかったわ、ごめん」
「あ、いや！俺が、勝手に来ちゃって…」
「いやいや、別に好きなときに来たらいいよ
そういうための、合鍵だし
洗濯物とか、サンキューな。」
綺麗に畳まれた洗濯物たちを見て言うと
ショウはちょっと照れくさそうに微笑んだ。
「なんか、あった？
珍しいな、突然来るなんて。」
「…なんかないと、
来ちゃ、マズかったですか？」
再会してからのショウは
たまーに、だけど
そんな反応されたら、勘違いするよって表情をしたり、言葉を言ったりする。
だけど、そんなんやっぱり自惚れだ、って
一線は越えようとしないって
そう、思ってた。
だって、嫌われたくない。
「んなこと、ないよ。
いつでも来て。
ショウに会えると嬉しいし。」
そう言って、頭をなでたくなったけどやめた。
俺の否定の言葉を聞いても
ショウの表情は明るくならず
「智、さん…」
俯いて、俺の名前を呼んだ。
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紗倉櫻(プロフ) - 乃絵さん» ありがとうございます！なんとか完結しました…笑 嬉しいお言葉、ありがとうございます！私自身もまた会いたいなぁ、と思っております！ (2015年12月18日 9時) (
レス) id: da919f493b (このIDを非表示/違反報告)
紗倉櫻(プロフ) - なっこさん» コメントありがとうございます！スローペースなこのお話にお付き合いいただきありがとうございました。そんな風に言っていただけて嬉しいです…！私もこの2人だいすきです♪なっこさんもお気を付けて！ (2015年12月18日 9時) (レス) id: da919f493b (このIDを非表示/違反報告)
乃絵(プロフ) - 完結お疲れ様でした。可愛くて可愛くて毎回会うのが楽しみでした。素敵な２人にまた会いたいです。 (2015年12月17日 17時) (レス) id: 6d402cac22 (このIDを非表示/違反報告)
なっこ(プロフ) - 完結、おめでとうございます!! 本編から、ずっとこのほんわかした物語が好きでした。これで完結というのは、寂しいですが何だか次の構想もあるようで…？ 笑。 楽しみに待ってます(￣^￣)ゞ 寒いですが、体調お気を付けて下さい。 でわ！ (2015年12月13日 21時) (レス) id: 13722848b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗倉櫻
| 作成日時：2015年12月12日 21時
