45.視線 ページ46
Aside
ｷｬｰｰｰ!!!!!
何処からも出てくる黄色い歓声。これを毎日聞く徹たちの立場になったら、私は耳を引きちぎっていたことだろう。
及｢A〜！！！今のサーブ見てた？｣
『うん、みてたよ』
駆け足で駆け寄ってくる徹を見つめてそう返す。私に刺さる女子の鋭い視線はもう慣れっこだ。
及｢かっこよかった？｣
『普通』
及｢ええっ…｣
かっこいいと言えばかっこいいだろう。だが、徹の姿を見慣れている私からすれば普通の事なので決して悪口ではない。
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しばらくし、お昼が近ずいた頃だった。突然ガラリと体育館のドアが開き、そこに視線を向けると
『澤村さん』
澤｢悪い、桐崎。監督にこっちへ回れと言われた。｣
及｢ウソ！！主将くんAちゃんを取ってくの！？｣
『しょうがないよ、コーチから呼び出し食らってるんだし。澤村さん、青城のマネージャーは誰が。』
澤｢こっちには清水が入る。急で済まない｣
ワーワーと騒ぐ及川を背に私は澤村さんの所へ荷物をもって歩く。
すると後ろから突然手首を掴まれたので振り向く。
国｢塩キャラメル、忘れないで下さい｣
(国見くん、部活ちゃんとやったら塩キャラメルね)
(いいんですか)
(うん！その代わりちゃんとやんないとあげないよ？)
あ〜…そういえば、そんな事言ったきがする…
『うん！部活終わったらあげるね、！』
国見くんに向かって笑顔を作ってみんなに手を振る。
この体育館を去るのが少しだけ名残惜しかった。
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烏｢すまんな、桐崎。｣
『いえいえ、大丈夫ですよ。』
鳥｢今日来てもらったのが…、午後から試合が少しあるだろ？それに備えて今、桐崎の分析を使いたい。｣
『はい』
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烏野が練習をする中、突然始まった烏養監督とのミーティング。
色んな場合に応じた攻撃や守りを考えたりして気付いたらもうお昼だった。
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お昼も食べ終わり、仁花ちゃんと準備をしていた。
谷｢Aちゃん、青城はどうだった？｣
『賑やかでいい所だったよ〜。
まあ、女子からの視線はキツかったけどね』
谷｢アー…｣
仁花ちゃんはそう言って同情の目で私を見つめた。
______________________数時間前
ＮＯside
月｢王様今日調子悪いネ｣
影｢悪くねぇ！！！｣
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アヤ(プロフ) - asumi20080817さん» コメントありがとうございます！そのように思って頂き作者本当に嬉しいです(≧∇≦)これからも御愛読よろしくお願い致します！(o_ _)o (2021年8月29日 17時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
asumi20080817(プロフ) - いつもドキドキしながら見てます！いつでも更新お待ちしております！がんばってください(^^) (2021年8月29日 14時) (レス) id: 3715bc3526 (このIDを非表示/違反報告)
むめい - いつも面白いです！応援してます！！ (2021年8月24日 9時) (レス) id: dcc02261a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2021年8月10日 18時
