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37.足音 ページ38

Aside









全員無事に風呂にあがり、ミーティング部屋に集まっている。一日目の反省会だ。


澤「…まず、1つ言うことがあるならば







お前ら風呂がうるさい」





澤村さんの注意に分かりやすくギクッとする1年組と2年組。

菅「風呂の近くは住宅街だ。もっと静かにしないと苦情が来るべ。」


「「「ハイ」」」

澤「よし。…今日は普通に練習と試合を少し行ったが、明日は青城との試合を中心にする。

桐崎がありがたいことにまた個々の分析表を作ってくれた。これを元に明日の試合で活かせるように。」


「「「「「「ハイ!」」」」」」


今日の私は一段と頑張ってマネージャー業をしました!!…まあ途中でやなヤツに再開したけど…


谷「Aちゃんタオルほんとにありがとう…」

隣から手を合わせながら小声で仁花ちゃんが言う。

『気にしないで!』


反省はあっさり終わり、もう部屋である。


部屋はマネージャー組の3人のみ。広い部屋に3人って、案外寂しいものである。


清「Aちゃん、今日大丈夫そうで良かった。」


今日とは、きっと中学時代の友達の事だろう。


谷「今日何かあったんですか?」


『…前のチームメイトと最悪な再会をしちゃって。というか、潔子さん知ってたんですね』


清「Aちゃんの帰りが遅くて、心配してたら影山が俺が行くって言ってくれてね。頼んだの」


谷「そんな事が…ますます申し訳なく。」



『潔子さんありがとうございます…。仁花ちゃんも大丈夫だよ〜全然気にしてないし』



色々とバンバン言われたのは傷付いたが、もう再会しないと思うので深く考えないようにした。


清「そろそろ寝る?」

谷「そうですね〜」


気付けばもう11時を回っている頃だった。さすがに寝ないと明日が危ないか…



『あっ少し御手洗いってくるね』



清「分かった。じゃあさき寝てるね」



谷「行ってらっしゃい!」






用を済ませ、帰ろうとする。トイレのドアを開けると、真っ暗であった。


『…消されてる。今日はついてないな〜』


真っ暗な廊下は、非常用の赤いランプのみで照らされている。

生憎携帯を持っていないので、このまま帰ることに。


コツ…コツ

『うそうそうそ足音?やめて怖い』

ホラー系に免疫がついてないので、本気で怖がる。


?「何が怖いんだ?」



______________________

38、大きな影→←36.露天風呂



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アヤ(プロフ) - asumi20080817さん» コメントありがとうございます!そのように思って頂き作者本当に嬉しいです(≧∇≦)これからも御愛読よろしくお願い致します!(o_ _)o (2021年8月29日 17時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
asumi20080817(プロフ) - いつもドキドキしながら見てます!いつでも更新お待ちしております!がんばってください(^^) (2021年8月29日 14時) (レス) id: 3715bc3526 (このIDを非表示/違反報告)
むめい - いつも面白いです!応援してます!! (2021年8月24日 9時) (レス) id: dcc02261a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アヤ | 作成日時:2021年8月10日 18時

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