32.離れて ページ33
Aside
いつまでも影山につつ見込まれていると今度は私の脳がショートするので、すぐに起き上がり落ち葉を払う。
『影山、頭についてる』
影「すまん、とってくれ」
影山は私に合わせて少し屈む。
『…はい、おっけーとれた!場所、どこだっけ?』
影「体育館の入口辺にかけたと思う」
影山の言う通り、体育館の入口付近にいくと黒色のジャージがかかっていた。
『あったよ〜』
影「!!…良かった…」
『合宿行けなくなるとこだったね〜』
影山の言葉に私は眉を下げて同情する。
影「帰ろう。朝も早いわけだし」
『そうだね、帰ろう!』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
帰り道は早いもの。気付けば家の目の前に差し掛かっていた。
影「桐崎。」
『ん〜?』
影「えっと、その、今日は、あ、ありがとう。」
きっと彼は言い慣れていなかったのだろう。一生懸命感謝の言葉を口にする彼を微笑ましく思う。
『いいのいいの、また何かあったら教えて!』
影「ああ、…今度お礼をさせてくれ」
『お礼?別になくてもいいのに』
影「いや、する」
『そっか、じゃあまた今度話そ!おやすみ〜』
影「おやすみなさい」
______________________合宿当日
集合場所の青葉城西に時間ぴったしにつく。もちろん影山もいる。約束はしてないが、登下校などを共にしてるため当たり前になっているんだと思う。
谷「Aちゃん〜!影山くん!おはよう!」
『おはよ〜!元気だね〜』
影「はざッス!」
仁花ちゃんの後にも、烏野の部員たちが次々と集まっていく。
澤「…よし、全員集まったな!体育館入るぞ、しっかり着いてこい」
「「「「ハイッ!!」」」」
ガラララ
澤村さん率いる烏野組が体育館を入る。
…その時だった
及「Aちゃ〜ん!!!3日ぶり?いや4日ぶりかな〜?」
徹にサイドからハグされた。こいつ!!私がみんなにバレるのが嫌って分かってやってるな?
女子!女子の目が痛い!!
『及川離れて。』
及川 「全く冷たいな〜。いつもみたいに徹♡ってよんでよ」
『わーーー!!!!うるさい!だまって!いや黙れ!』
田「なあ西谷、どういうことだコラ」
西「あいつ…イケメンだからって…」
月「王様、息してないけど。」
日「影山がショートしましたー!!」
______________________
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アヤ(プロフ) - asumi20080817さん» コメントありがとうございます!そのように思って頂き作者本当に嬉しいです(≧∇≦)これからも御愛読よろしくお願い致します!(o_ _)o (2021年8月29日 17時) (レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
asumi20080817(プロフ) - いつもドキドキしながら見てます!いつでも更新お待ちしております!がんばってください(^^) (2021年8月29日 14時) (レス) id: 3715bc3526 (このIDを非表示/違反報告)
むめい - いつも面白いです!応援してます!! (2021年8月24日 9時) (レス) id: dcc02261a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヤ | 作成日時:2021年8月10日 18時