28，モテる ページ28
Aside
母達｢ご飯冷めるわよ｣
母の冷たい一言により父たちの会話は閉ざされる。
食卓につきご飯を食べようと手を合わせたその時、
及｢アヤ、飛雄ちゃんといつからそんな仲良くなったのさ、僕知らないんだけど｣
『いやいや着いてもらってきただけだって。
私がなかなか親に言えないって相談したら一緒に行ってやるって。』
及｢エッあんなに紳士だったっけ｣
確かに…と呟きつつ、彼は代わったという事を伝える。
『そういえば、今度合宿よろしくね。』
及｢そういえばあったね〜楽しみだな｣
その後も家族で色んな話をしたりして盛り上がり、無事家に帰った。
，
，
お風呂も入り終わり、スキンケアをしていたその時1件の新着メッセージが来た。
誰かと思い開くと、影山飛雄と4文字。
''明日から朝練一緒に行かないか''
断る理由もないし、彼といることが苦でもないのでYESといい、明日から一緒に登校することに。
_______________翌日
ｶﾞﾁｬ
身支度をし、約束の時間に外を出る。影山はちゃんと家の前にいた。
『おはよ〜』
影｢おはよ｣
挨拶に少しばかり口角を上げて答える姿を見ると、彼がモテるのも分かるだろう。
『影山ってさ、モテるでしょ』
影｢…告白？はされる。モテるかどうかはわからない｣
『それをモテるって言うんだぞ…』
彼の天然さに苦笑いをするがそこがモテるんだろうと勝手に解決した。
『誘ってくれてありがとね』
なにはともあれ誘ってくれたのは彼だ。私のぼっち登校を終わらせてくれた影山に感謝を告げる。
影｢俺も桐崎が受けてくれてよかった。｣
な、なんと…
『私と登校したかったの？』
影｢じゃなかったら誘わないだろ。｣
『た、確かに…』
相変わらずのポーカーフェイスで正論を言われると刺さるな。
菅｢おっ影山〜桐崎〜おはよう｣
いつの間にか体育館につき、菅原さんと合流。
菅｢あれ、お前ら2人で来る仲だっけ｣
菅原さんは、私達が2人で登校しているのが気になったのかそう聞いてきた。
むしろ、気になって当然だ。なんせ男女で登校など傍から見たらただのカップルだ。
『あ…えっと、』
影｢俺が誘いました｣
私が言う前に、影山が被せて言ってくれた。
菅原さんはニコニコと笑いながらやるな〜と影山を茶化していた。
――――――
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アヤ(プロフ) - asumi20080817さん» コメントありがとうございます！そのように思って頂き作者本当に嬉しいです(≧∇≦)これからも御愛読よろしくお願い致します！(o_ _)o (2021年8月29日 17時) (
レス) id: f0aa09627e (このIDを非表示/違反報告)
asumi20080817(プロフ) - いつもドキドキしながら見てます！いつでも更新お待ちしております！がんばってください(^^) (2021年8月29日 14時) (レス) id: 3715bc3526 (このIDを非表示/違反報告)
むめい - いつも面白いです！応援してます！！ (2021年8月24日 9時) (レス) id: dcc02261a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤ | 作成日時：2021年8月10日 18時
