6色たち 【東海/オン/エア】

青緑 俺だけの… 【リクエスト】 ページ28

緑side

本当におかしい…誰がと聞かれればそれはりょうだ。しかも、今日に限ったことではない。

おかしいと言うか…不機嫌に近いのだが本人に聞くといつもの顔で「なんでもないよ」って言われるから…放っておいているが…

こう言う日々を続けているとメンバーにも気づかれた

橙「…大丈夫か？としみつなんかした？」

緑「身に覚えがねぇーから困ってんだろうが！」

黄「仕方ない！」

としばゆーが言ったからと思えばりょうのところに行き素早く帰ってきた

黄「いつものりょうくんだった！」

その後メンバーが交互にりょうの所に行ったがいつも通りのようだった。俺の時も一緒だ

解決はしなかったが撮影にはなんの問題もなかったのでそのままにしていた

全員で企画会議をしている時りょうが席を外したタイミングでてつやが急に声を上げ言った

橙「多分ありゃ嫉妬だな」

茶「あっやっぱり？ぼくもそう思ってたんだよね」

桃「やっぱりかー…」

緑「えっえっ？」

納得しているみんなを他所に俺は理解できなかった。りょうが嫉妬してる？にわかに信じ難い…

黄「まぁ…俺らと話してる時のりょうくんが1番すごい顔してたんもんな」

青「分かってたんなら協力して？‪w」

いきなり後ろからりょうの声が聞こえた…それも普通じゃない…恐怖を煽るような声色だ…

橙「あっ…りょう戻ってきたのかー！きょっ今日は会議終了！お疲れ様ー」

皆は逃げるように荷物を持ちそそくさと帰って行った。俺とりょうを残して

緑「じゃっ俺もー…」

帰ろうと荷物に手を出した瞬間

ｶﾞｼｯ

笑顔のりょうに腕を掴まれた

緑「あのっりょうさん？」

この行動よ心理を知りたくて恐る恐る声をかけた

青「大丈夫だよ、としみつ…怖がんないで‪w？」

緑「怖がって…ねぇーから…」

青「震えてるよ？」

分かってるわ！だったらもう話してくれよ…これだけで俺にとっては拷問なんだよ！多分俺のせいで怒っている奴と2人きりにさせられる俺の身にもなれよっ

青「マジで目合わせてくれないじゃん」

無理だろ…振り向くのが無理。ホラーですか？
今更だけど置いてったあいつら絶対許さねぇ…

緑「無理だろ…」

青「…怒ってるって言うか…としみつの普段の公道で俺が嫉妬したのは事実」

緑「…」

青「だから一旦……俺のだって教えてあげる‪」

その言葉でいき良いよく振り向くの…りょうの目は声と裏腹に笑っていなかった


続きます

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