怪談さん【浦.島.坂.田.船.】

怪談2 ページ3

A サイド

？「お前は砂遊びをしたことがあr？「あー！A来てるやーん！」、、さかた、、」

"さかた"と呼ばれた男は私の姿を捉えた瞬間ガバッと抱きついてきた。

さ「僕に会いに来てくれたん！？」

キラキラとした瞳は私が会いに来てくれたと信じて疑っていなかった。

？「おいさかた！！今から話するんだからどけよ！」

グィッとさかたを押しのけた小柄で茶髪の男は目を光らせた。

さ「え〜うらさんばっかりずるい！僕も話す！」

うらさんと呼ばれた男ははぁ！？と声を上げた。

う「なんでお前もするんだよ

話は一日に一回だろ」

約束は守れよ。と言ったうらたはキッとさかたを睨んだ。

さ「同じ話を二人で話せばいいやん！」

ふたりの喧嘩もこれが初めてではないので慣れてしまった。

う「嫌に決まってんだろ」

そしてこの流れももちろん初めてではない。

さ「Aは砂遊びしたことある？」

にこっと笑った彼は私に問いかけた。

おい！と言ったうらたははぁ、、とため息を付いて諦めたみたいだ。

『小さい頃になら』

よく喧嘩している両親から逃げるために公園に遊びに行っていたのを覚えている。

う「ふつうに子供が遊んでるところだけどそんな砂遊びにも危険があるんだぜ？」

ニッと悪笑いをしたうらたはぴっと指を上に向けた。

さ「これはある子供が砂遊びをしているときのお話、、、」

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